忘年会をする意味や由来とは?会社で参加する意義や目的について

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年末が近づくにつれて、忘年会の誘いが増えます。会社の忘年会や取引先との忘年会、もちろん友達同士で忘年会を行う人もいます。「年末のスケジュールは忘年会でいっぱい!」と大忙しになってしまいますが、忘年会に行くのは年末の楽しみですよね。
そもそも忘年会というのはどういった意味で行うのかご存知でしょうか?今回は忘年会を開催する意味と由来、その目的や参加するメリット、デメリットなどについてご紹介します。

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忘年会を行う意味とその由来

image002-10-300x200 忘年会をする意味や由来とは?会社で参加する意義や目的について

忘年会は年末の恒例行事で、飲食店に行くと多くの席で忘年会が開催され盛り上がっています。そんな忘年会は、いつから始まったのでしょうか?ここでは忘年会を行う意味と由来についてご紹介します。

忘年会の意味

忘年会というのは「その年の苦労を忘れるために行われる宴会のこと」を指します。宗教の自由な日本では、宗教的な意味づけはありません。

 

そして忘年会というのは、アメリカなどの英語文化圏で行われることはなく、ほとんどが日本を含めた台湾や中国などアジア圏で行われることが多いです。英語文化圏の人から見ると、クリスマスと同じような行事だと理解されています。

 

忘年会の由来

忘年会の由来や起源はハッキリとは分かっていないのですが、江戸時代の庶民の中ではすでに現在の忘年会に近い宴会が存在しています。そして武士階級の中では年末に宴会をするということはなく、「年明けに宴会をする」いわゆる新年会が行われていました。

そして現在のように年末になると行う、行事として定着したのは明治時代ごろで政府の官僚や学生を中心に根付いていきました。なぜ官僚や学生なのかというと、「官僚はこの時期にボーナスが出るから」「学生は年末に帰省するから」だと言われています。

 

忘年会の目的

image002-10-300x200 忘年会をする意味や由来とは?会社で参加する意義や目的について

忘年会の目的は「その年の苦労を忘れるために行う」と言いましたが、開催される忘年会によっては他にも目的はあります。忘年会の目的についてもっと詳しくご紹介します。

会社内で行われる忘年会の目的

会社内で行われる忘年会は「社員の苦労をねぎらう」というのが目的です。

 

例えば上司からよく会社の忘年会の挨拶や会話の中で「お疲れ様」や「ありがとう」などと言われたことはありませんか?部下が上司に「お世話になりました」と言うこともあります。

こういった言葉は、ねぎらいの言葉に当たります。社内の忘年会の際にはぜひ部下に1年間お疲れ様、いつもありがとう」と声をかけてあげてみてください。その言葉だけでも「頑張ってよかった」と部下は感じます。そういったコミュニケーションを取るのもこの忘年会の目的です。

 

接待としての忘年会

接待で行われる忘年会は、社員をねぎらう目的の忘年会とは違い「今年はありがとうございました、来年もよろしくお願いします」ということを伝えるのが目的です。

例えば挨拶で「○○社様の今後の発展を祈願して」や「日々の感謝や今後のお力添えをお願いして」などと言うのを聞いたことはないでしょうか?この言葉は取引先に「今年は当社を支えていただきありがとうございました、来年もよろしくお願いいたします」ということを伝えています。

接待の忘年会では「お疲れ様です」などの言葉よりも、どちらかというと「来年もお願いします」という言葉を口にする方が多いですね。

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忘年会に参加する意義

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いくつもの忘年会を控えていると「この忘年会に参加するメリットはあるの?」と疑問に感じてしまうこともあるかと思いますが、実はどんな忘年会でも参加するメリットはあるのです。

忘年会に参加するメリット

会社の忘年会の場合、部署や店舗の違う社員と話せて意見交換ができます。話す機会のない上司と話すことで、次の仕事へ繋がるかもしれません。特に大きな会社の場合は、なかなか社長や上司と話す機会がないのでこの時間を使って自分を売り込むことができるというメリットがあります。

取引先との忘年会の場合、会社だけでなく自分を売り込むキッカケになります。会社同士の付き合いなので普段は仕事の話ばかりです。しかし忘年会であれば、仕事の話だけでなく自分の話もできるので、自分の人柄をもっと知ってもらえるというメリットがあります。

この忘年会をキッカケに相手があなたに魅力を感じれば「この人に仕事を任していても安心だ」と信頼してくれるだけでなく、新しい仕事を任せてもらえるかもしれません。どんな忘年会であってもメリットはあるのですね。

 

忘年会に参加するデメリット

会社内の忘年会の場合、お酒がどんどん進んでしまって説教をされたり、長々と仕事の話をされてしまう可能性があります。「お酒を飲むと面倒になる」と分かっている人には、話をせずに挨拶だけにしておく、話が長くなる前に早めに切り上げるなどしておくといいですよ。

取引先との忘年会の場合、取引先の人からお酒を勧められれば断るわけにもいきません。となると、お酒が苦手な人にとっては厳しい環境です。そんな人は、ウーロン茶を「ウーロンハイです」と言い常に持って置きましょう。グラスが空くと「そそいであげよう」と気を使ってお酒を勧めてくるので、グラスを空けないようにしておくよう心がけると良いですよ。

 

最後に、忘年会で必ず行われる乾杯について、さまざまなやり方を紹介しているこちらの動画をご覧ください。忘年会の状況に応じて数種類の乾杯の方法が確認できるのでぜひ参考にしてみてくださいね。

乾杯講座ver1 ~乾杯ニストへの道~ 第1話:オープニング(出演:山蔭ヒーロ)

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意味を知って楽しい忘年会を

鎌倉時代に年末に和歌をうたう、という年忘れの行事があったそうです。この行事が現在の忘年会になったのかはわかりませんが、昔の人にとっても年末というのは特別な時期なのです。
私はお酒を飲むとすぐに顔に出るので「もう結構飲んでるの?」とよく言われます。そのお陰で飲みたくない時は「そうなんです」と言えるのですが、顔に出にくい人は「どうやってお酒を断ろう」と悩んでしまいますよね。そんな時はグラスを空けないように飲み物のタイミングを見ておくやり方を試してみてくださいね。

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