年賀状で上司に喜ばれる一言文例とは?宛名の書き方やマナーについて

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日々の挨拶も節目の挨拶も、とても気持ちの良いものですよね。
特に一年の始まりの挨拶とも言える年賀状には気を配りたいもの。大切なあの人やお世話になっている人に心を込めて送りたいですよね。
しかし、上司に送るときには礼儀やルールに注意。せっかく気持ちを込めて年賀状を送ったとしても、失礼になってしまっては勿体ないです!年賀状を送る側も受け取る側も気持ちよく新年を迎えられるよう、上司に年賀状を送るときの注意点について確認していきましょう!

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年賀状を上司に送る時のマナー

image002-11-300x200 年賀状で上司に喜ばれる一言文例とは?宛名の書き方やマナーについて

社会人のルールに則って年賀状を書かなければいけないということは、なかなかプレッシャーに感じますよね。

しかし、守るべきことをしっかり守って書けば怖いものはありません。一つひとつ順に確認していきましょう!

宛名の書き方について

まず相手の目に入る「宛名」。上司や目上の人に送るとなると何をどこまで書いたらいいのか分かりにくいですよね。そんな時は、是非下記を参考に書いてみてください!

取引先等、会社宛てに送る場合

取引先の目上の方に年賀状を送りたい場合、取引先の会社宛てに年賀状を送ります。この場合、宛名には部署や役職名を書き、あて先の人の名前の後にをつけます。

上司宛に直接送る場合

自分の上司に直接送る場合は、会社宛てではなく上司の自宅宛てに送るものですので、役職等は書かず、名前の後にをつけるだけで十分です。

 

宛名は手書き?印刷?

宛名を自分で書くか印刷するかは迷いどころですね。最近は印刷が主流になってきていることもありますので、無理に手書きで書く必要はないとも考えられますが、やはり上司に対しては手書きで書く方が印刷よりもよいと言えます。字が汚いから・手書きは面倒だから等、印刷したくなる理由も多々ありますが、下手でも丁寧に書こうという心、そして自分の字で新年の挨拶を綴ろうというその気持ちに、上司もぐっとくるのではないでしょうか。

 

筆ペン 手本 基本的な使い方 How to use the Hude-pen (brush pen)

 

年賀状はいつまでに出す?

原則的に、年賀状は元旦に届くように出すのがマナーです。郵便局が毎年公開している「元旦に届けるには○日までに出してください」情報を必ずチェックし、期日までに出しましょう。当たり前ですが、年賀状は早く出しても元旦以前に届けられることはありません。ギリギリになって焦らないためにも早めに取り掛かるようにしましょう!

 

知らずに使っている「略語」に注意!

上司に出す年賀状ですから、略語は使ってはいけません。

一見ちゃんとした新年の挨拶の文言に見える「迎春」や「賀正」などは挨拶を省略した書き方なのです。上司に出す年賀状にこれらの言葉はNGです。

略語に当てはまらないのが「謹賀新年」です。これを使えばルール違反にも失礼にもあたりません。また、「謹んで新春のお慶びを申し上げます」など文章としての新年の挨拶を用いるのもとても心象が良いです。

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年賀状を上司に送る時の文例

image002-11-300x200 年賀状で上司に喜ばれる一言文例とは?宛名の書き方やマナーについて

それでは具体的に、どのような文面が上司宛の年賀状にふさわしいか、具体例とともに確認していきましょう!

その1:王道パターン

謹んで新春のお慶びを申し上げます

旧年中は公私とも大変お世話になり 誠にありがとうございました

本年も鋭意精進して参りますので ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます

 

その2:旧年中の振り返りを入れる

謹んで新春のお慶びを申し上げます

旧年中のプロジェクトでは多大なるご指導を賜り 誠にありがとうございました

本年も倍旧のご指導のほどお願い申し上げます

 

その3:今年の抱負を取り込む

謹賀新年

昨年は公私ともに大変お世話になりありがとうございました

本年は昨年の経験をもとにより一層精進する所存です

 

その4:取引先宛て1

謹賀新年

旧年中の多大なるご支援 誠にありがとうございました

今年も御社のご期待に沿えるよう 一層のサービス向上に努めてまいります

 

その5:取引先宛て2

謹んで新春のお慶びを申し上げます

本年も昨年と変わらぬお付き合いのほど なにとぞよろしくお願いいたします

 

など、どのような間柄の人に送るかによって文言は多種多様に広がります。是非オリジナリティのある文言を考えてみてくださいね!

 

年賀状を上司に送るときの気の利く一言を盛り込もう!

image002-11-300x200 年賀状で上司に喜ばれる一言文例とは?宛名の書き方やマナーについて

いくつか文例を上げましたが、何となく堅苦しく感じた方もいらっしゃるかもしれません。

相手が年賀状を沢山もらう人であればあるほど、その人の印象に残る年賀状を書くのは大変です。そのような場合は、他の人にはない自分の言葉を盛り込んだ年賀状が書けるよう、個性を出していきましょう。

共通の趣味(音楽やゴルフなど)を盛り込む

今年は○○様の影響で昨年から始めたゴルフにもより一層磨きをかけて参ります

またご一緒できますことを楽しみにいたしております

 

旧年中に一緒にした出来事(仕事の中身や、仕事後一緒に行ったお食事など)を盛り込む

旧年中は仕事以外にも色々な場所へ連れて行って頂き大変有意義な社会勉強を多くさせて頂きました

今年もその経験を糧に より一層の精進に努めます

 

仕事への意気込みを書く

昨年は入社して一年目という事で右も左もわからずあっという間に過ぎた一年でした

今年は昨年○○様に賜りましたご指導をもとにより一層真摯に業務に邁進する所存です

 

上司だからといって形式ばっただけの年賀状ではなかなか心にとどまりにくい面もありますが、こういった独自の文章を盛り込むだけで印象的な年賀状になります!

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守るべきは守り、自分を出すべきは出す

以上のように、上司に出す年賀状だからといってかたくなに形式的なだけのものを出すよりも、その人らしさのある年賀状の方が喜ばれるものです。このことは、宛名を手書きで書くというマナーにも通じていますよね。
もちろん守るべきルールは守らないといけませんが、ルールに縛られすぎることなく新しい一年もいい付き合いがしたいなと思える年賀状作りを心がけてみましょう!

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