結婚式の終わりに多い父親のスピーチ・謝辞ですが、ここで父親として尊敬できるような素晴らしいスピーチをしたいですよね。
やはり、子供からすると結婚式では父親のかっこいい姿が見たいというのが本心です!そして大きな感動を呼ぶ場面でもあります。
今回は結婚式で失敗しないための父親のスピーチ・謝辞のポイントや注意点をご説明したいと思います。
最後には例文もあるので参考にご覧ください!
Contents
結婚式での父親のスピーチ・謝辞のポイント
ここでは、新婦の父親のスピーチや謝辞のポイントをご紹介します。
謝辞の基本構成はこちらです!
・出だしの自己紹介など
・ゲストへの感謝の言葉
・お願いの言葉
・締め
以上、では1つずつポイントも一緒にご説明します。
出だしの自己紹介
まず最初に自分の自己紹介をします。ここでのポイントは、自分がどちらの父親であるのかを自己紹介に必ず入れることです。
ゲストから見ると、今から話す人が新郎新婦どちらの父親なのかはわかりません。
なので、ここは必ず押さえてください。
ゲストへの感謝の言葉
次に、2人のために集まってくれたゲストへの感謝の言葉を伝えましょう。
ここでのポイントは、その日の天候が雨や雪などといった悪天候の場合、「足元の悪い中」と悪天候でも参加してくれたゲストへの、気遣いの言葉も忘れずに伝えることです。
お願いの言葉
ここでは、未熟な2人をこれからも見守ってあげてほしいとゲストへのお願いの言葉にしましょう。
締め
そして最後は、ゲストの健康と幸せを祈る言葉がいいでしょう。
以上が簡単にはなりますが、このような流れになります!
ポイントがある2つの項目は、しっかりと押さえてスピーチ作りをしましょう。
スピーチのマナーもですが、やっぱり結婚式のマナーと言えば『受付』ですね!
結婚式のお呼ばれの受付マナー!ゲストが守る時間やご祝儀の渡し方とは?
結婚式での父親のスピーチ・謝辞の注意点
父親のスピーチ・謝辞の注意点ですが、新郎の謝辞とバッティングしないように気をつけなくてはなりません。
一般的には、父親の謝辞の後に新郎の謝辞となります。どちらもゲストへの感謝の言葉となりますが、新郎の謝辞の場合は「2人からゲストへの感謝の言葉」となります。
そして、父親からの謝辞の場合は両家代表の謝辞になるので、「親からゲストへの感謝の言葉」となります。
ここで注意してほしいのは、同じ感謝の言葉といえどもあくまで「親からの感謝の言葉である」という点です。
その点がハッキリとわかるように、親の目線からでの謝辞にしましょう。
あとはスピーチの時間です。
時間は簡潔に3分ほどで終わるのが理想と言えます。
こちらの動画の新郎の父親は1分半ほどで話されていて、個人的にはこれくらいあっさりしていてもいいかなと思います。
会場全体に響くよう、ゆっくりと話してください。
緊張で早口になったりと落ち着かないと思いますが、不安であれば前もってカンペを用意しておくと良いです。
またスピーチをする際のコツですが、私はスピーチをする時には右から左・左から右と、会場を見渡しながら話すようにしています。
そうすることで、1人1人に話しかけているように聞こえます。
会場を見渡しながらゲストの向こうにある壁を見てスピーチをすると、意外と緊張しないので緊張した際はぜひやってみてください!
結婚式での父親のスピーチ・謝辞の例文
それでは例文を少しだけご紹介します。
出だし
新郎の父、○○でございます。
本日は無事にこの日を迎えられることができ、感無量でございます。
両家を代表いたしまして、一言ご挨拶をさせていただきます。
ゲストへの感謝の言葉
皆さま方には、本日お忙しい中(悪天候であれば、お足もとの悪い中など)新郎新婦2人のためにお集まりいただきましたことを、心より感謝申し上げます。
また、皆さまからの温かい励ましの言葉は、親としても身に余る光栄でございます。
お願いの言葉
本日、晴れて夫婦となった2人ですが、親の目からみるとまだまだ未熟でございます。
皆さまにはこれからも2人のことを、温かく見守っていただけると幸いです。
締め
結びに、皆さまのご健康とご多幸をお祈りもうしまして、簡単ではございますが、お礼の挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
以上、
スピーチを考える際は、例文だけでなく自分の経験から言えるような言葉もあると耳を傾けてもらいやすくていいですね。
結婚式に関する記事はこちらにも書いてますので、あわせてご覧ください。
結婚式の友人代表のスピーチ~新郎新婦の友人のスピーチ例文とコツ~
結婚式の新郎の謝辞〜感動されるスピーチの例文とカンペの準備とは〜
結婚式の新婦のスピーチの例文〜感動的な手紙の書き出しから結びまで〜
結婚式の上司のスピーチについて〜主賓による挨拶や祝辞の例文とは〜
自分のペースで頑張ってください
スピーチは慣れないもので、緊張すると思います。
私は緊張したとき、目の前にいる人がジャガイモだ!と思いながらスピーチをしています(笑)
もちろんゲスト1人1人を見渡しながら話すことはとても良いことですが、無理をすると失敗してしまいます。自分がやりやすい方法で、スピーチをしましょう。
声に出して練習するのも良いですよ!
親として素晴らしいスピーチができるよう、文章だけでなく話し方にも工夫をしてくださいね。
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