ビールのおつまみとしてお酒の席では欠かせない枝豆。大豆と野菜の両方の栄養価があり、タンパク質やビタミン、ミネラル、食物繊維、鉄分などを多く含み、特に枝豆のタンパク質に含まれるメチオニンはアルコールの分解を助け飲み過ぎや二日酔いを防ぐ効果があるので、おつまみにするとヘルシーにお酒を飲むことができます。
また、女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンも多く含んでおり、美肌効果、更年期症状の緩和、乳がんなどの女性特有疾患の発症を抑制する働きがあります。
またアメリカのgoogle和食検索キーワードランキングにおいて、1位の「すし」に次いで2位にランクインされており、ゆでるだけで簡単に調理ができ、ちょうど良い塩っ気が食べだしたら止まらない、でも栄養価が高くてヘルシーと、海外でも注目が高まってきています。
そんなスグレモノの枝豆を、お家で簡単に美味しく頂ける調理方法をご紹介します。
枝豆の簡単なゆで方
まず最初に時短にもなって手間のかからない、枝豆の簡単なゆで方をご紹介します。
① 枝豆はゆでる前に、枝の方を少しだけハサミで切り落とします。その方が見た目も綺麗で、水まわりをよくし、塩味を染みやすくしてくれます。
② 枝豆をさっと水で洗ったあと水気を切ってから大きめのボールに入れ塩でよく揉みます。この塩もみをすることにより、枝豆のうぶ毛をとると同時に、塩味ののりをよくします。
③ 全体に塩をなじませたら約5分程度置きます。
④ フライパンや鍋に1リットルの水に約40gの塩(水に対して約4%の塩分濃度)を入れて沸騰させ、沸騰したら塩がついたままの枝豆を入れて、フタをし中火で5分ほどゆでます。
⑤ ゆで上がったら、ザルに上げて洗わず粗熱をとれば完成です。塩はお好みで。
電子レンジによる枝豆のゆで方
次に電子レンジによるゆで方ですが、こちらも超簡単なので是非一度お試しください。
① ボールに枝豆を入れ、枝豆同士をこすり合うようにして水洗いをしてうぶ毛を取ります。
② 水洗いしてうぶ毛と汚れを洗い流し、ざっと水気を切ります。
③ 全体に塩をまぶしてよく揉み、そのまま5分ほど置きます。
④ 耐熱皿に枝豆と適量の塩、水を入れて軽く混ぜ、ふんわりとラップをして500wで5分ほど加熱します。
⑤ 仕上げにお好みで塩をふったら、出来上がりです。
枝豆をゆでる時間と調理のポイント
では最後に、枝豆をおいしく食べるための調理のポイントと注意点をご紹介します。
調理のポイント
・枝豆をゆでる時間は、沸騰したお湯に5分程度が適当。
・電子レンジで加熱する際も、500wで5分ほどで加熱(電子レンジで加熱した枝豆はゆでるより、甘みのある枝豆に仕上がります)。
・枝豆をゆでる水に対して塩を4%の分量の濃度がちょうどよい(枝豆は塩分の濃度が4%にすると最も旨みを感じることができるといいます。また4%にすることにより、真水でゆでたときよりも枝豆を柔らかくし弾力性をもたせることができます)。
・枝豆をゆでる際は、落とし蓋をすると均一に熱が伝わってよいです(落とし蓋がなければ、菜箸で時折、かきまぜましょう)。
・電子レンジで加熱する際、ラップをかける時はふんわりと(ラップをふんわりかけることで、枝豆の水分を逃がさずにふんわり仕上げることができます)。
・ゆでた後にざるに1時間あげて冷ましておく(豆の中まで味がしみ込みます)。
調理の注意点
・枝豆は5分を超えてゆで過ぎると香りと旨みが逃げてしまうので注意。
・ゆでる時に塩分濃度が高すぎると豆の水分が失われて縮んで固くなってしまうので注意。
・ゆで上がった枝豆を水で冷やすのは避けましょう(せっかく塩分をふくんでふっくらとゆで上がったのに、水っぽい仕上がりになってしまいます)。
枝豆で気軽に美味しくヘルシーライフを!
枝豆は高い栄養価を保ちながら簡単に調理ができ、そのまま食べることもできれば、いろんな料理のアレンジに使うこともできるスグレモノ!パスタ、カレー、ポテトサラダ、ピラフ・・・どんな料理にも相性がよく、また彩りもあるので、いつもの料理に華を添えることができます。
枝豆と一緒に気軽に美味しくヘルシーライフを!
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