いちじくの美味しい食べ方や選び方!旬の時期や皮の栄養・冷凍保存の方法

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夏から秋にかけてが旬のいちじく。たまにスーパーに並んでいるのを見かけることもありますよね。
いちじくといえば、今となっては怒られてしまいそうですが、子どもの頃には近くの公園にあったいちじくの木に、友人と一緒に登ってはもぎたての完熟いちじくをよくいただいたものです。
フレッシュないちじくはとてもジューシーで、すごく美味しかったですよ。
だけど、どのいちじくを選べば美味しいのかがよくわからなくて手を出しづらい、なんて話もよく耳にします。あなたにもそのようなことは、ありませんか?
プチプチとした食感が楽しくて、ほのかな甘味が美味しいいちじく。実はこのいちじく、ただ美味しいだけでなく、「不老長寿の果物」と称されるほど、栄養が豊富で女性の健康にも効果抜群なんです!
そこで今回は、いちじくを美味しくいただくためにも『美味しいいちじくの見分け方、食べ方』についてご紹介したいと思います。

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美味しいいちじくの見分け方

image001-300x200 いちじくの美味しい食べ方や選び方!旬の時期や皮の栄養・冷凍保存の方法

いちじくの旬は2回ある

いちじくは市場で主に流通している品種の皮が赤紫色をしていることからも、なんとなく秋の果物のイメージがありませんか?

実はいちじくには夏に採れるものと秋に採れるものがあり、収穫は年に2回あるんです。

初夏から夏にかけて実がなるものを夏菓、秋に実がなるものを秋果といいます。

旬の時期はそれぞれ

・夏果 6月~7月

・秋菓 8月~10月

となっています。

せっかく食べるなら美味しいいちじくを選びたいものですね。

では、いちじくを選ぶ際にどのようなものを選ぶといいのでしょうか?

 

美味しいいちじくの特徴

見た目

ふっくらと大きくて表面の皮にハリと弾力があり、付け根の切り口まで赤紫に色づいているものを選ぶのがポイントです。傷や痛みがないのはもちろんのこと、しぼんでないものを選びましょう。

また、いちじくは切ると白い樹液が出ます。私が子どもの頃、もいで食べていたいちじくももちろん白い樹液を出していました。手がベタベタにならないように気をつけながらゆっくりと皮を剥き、美味しいいちじくにかぶりついていたものです。

切り口にこの樹液が付いていれば新鮮な証拠。切り口もぜひ確認してくださいね。

 

匂い

においをかいでみて、甘い香りがするものが中身も甘いのでオススメですよ。

パックに入っている市販品はなかなか香りまでチェック出来ませんが、もしラップなどで覆われてない状態で店頭に並んでいる場合は、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

一番の食べごろのものは?

お尻の方に裂け目ができ始めているものが一番の食べ頃です。

買ってすぐ食べるなら裂け始めているものを選びましょう。

でも、なかなかこのようないちじくに出会うことはありませんよね。

残念ながら美味しく食べられる期間がとても短いのです。

お尻の部分が割れているものは熟しすぎなので避けた方がいいでしょう。

 

保存方法

いちじくは長持ちする果物ではなく、すぐに傷んでしまうので、手に入ったらすぐに食べてしまうのが一番です。

ですが、たくさんいただいた時など数日間保存することもありますよね。

そのような場合は、冷蔵保存か冷凍保存をしましょう。

 

冷蔵保存

いちじくは乾燥に弱いのでビニール袋などにいれて冷蔵庫で保管します。

その際もできるだけ早く食べるようにします。

 

冷凍保存

冷凍保存する際は、皮をむいてから空気が入らないようにラップでしっかりとくるんでからジップロックなどに入れて保存しましょう。

冷凍したものはジャムやコンポートにすると食べやすくなりますよ。

 

いちじくジャムの作り方(レシピ) 

 

いちじくのコンポート

いちじくをたくさんもらった時は出来るだけ早いうちに冷凍保存をして、時間のあるときにジャムやコンポートに加工しましょう。

せっかくのいちじくがいつの間にかに「傷んでた」というのはよくありがちで勿体ないので、冷蔵も冷凍も早い内に保存してより長く楽しむようにしましょう。

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いちじくの美味しい食べ方

image001-300x200 いちじくの美味しい食べ方や選び方!旬の時期や皮の栄養・冷凍保存の方法

いちじくは皮の分厚いタイプと薄いタイプがあり、「皮ごと食べるのか」「皮を剥いてたべるのか」は意見が分かれるところではありますよね。

では、どちらが正しい「いちじくの食べ方」なのでしょうか?

 

本当は皮ごと食べた方がいい

日本で栽培されているいちじくには皮が厚いタイプが多いので、皮を剥いて食べることが多いと思います。ですが、実はいちじくの皮には栄養が多く詰まっているので、本当は皮ごと食べた方がいいんです。実際、海外の白いちじくは皮が薄いものが多いため、海外では皮ごといただくことが一般的です。

では、なぜいちじくは皮ごと食べた方がいいのか、その理由を見てみましょう。

 

いちじくの皮を食べるといい理由

いちじくの皮を食べることで期待できる健康効果は様々ありますが、主なものは次の二つです。

 

便秘改善効果

皮の部分にも果肉の部分と同様、食物繊維が豊富に含まれているため、腸のぜん動運動が促進され便秘改善効果が期待できます。

もちろん、ダイエット効果にも繋がります。

 

抗酸化作用

よく熟したいちじくは皮の部分が赤紫色になっていますよね。

これは赤ワインやブルーベリーなどに含まれるアントシアニンが含まれているからです。

アントシアニンは視力回復効果や抗酸化作用に優れており、体内の活性酸素を取り除くことで、美肌などのアンチエイジング効果が期待できます。

 

いちじくを皮ごと食べる場合の美味しいレシピ

西洋タイプの皮の薄いものが手に入ればそのまま食べても大丈夫ですが、日本の皮の厚いものをそのまま食べるには少し抵抗がありますよね。

そのような場合は、ジャムやコンポートにするのがおススメです。

 

やっぱり生のいちじくは皮を剥いて食べたい!

皮を剥いて食べた方がより多くのいちじくの栄養を摂取できるのはわかったけれど、やっぱり生でいただくときは、皮を剥いて食べたいですよね。

いちじくは、皮を手で剥くだけで簡単に食べられます。軽く水洗いして、バナナのように軸の部分から剥くと剥きやすいです。

皮を剥くと乳白色の果肉が出てくるので、そのまま食べてしまいましょう。

でも、熟しすぎて皮が剥きにくい場合もありますよね。

そのような時は半分にカットして、スプーンですくって食べるといいですよ。

 

いちじくを食べるときの注意点

image001-300x200 いちじくの美味しい食べ方や選び方!旬の時期や皮の栄養・冷凍保存の方法

必ず熟した物を食べましょう

未熟ないちじくは胃を痛めることがあります。いちじくはメロンなどと違って追熟しないため、もし未熟ないちじくが手に入ったときはジャムなどにするのがおススメです。

 

食べるタイミングは?

いちじくの持つ酵素を効果的に身体に取り入れるためには、食事の前、特に朝食の前にいただきましょう。栄養が速やかに吸収されエネルギーとして活用されます。

 

食べ過ぎにも注意

いちじくは食物繊維が豊富なため便秘に効果的ですが、食べ過ぎるとかえって下痢をまねくことがあるので注意が必要です。

 

旬のいちじくを食べて夏の疲れを解消しよう!

いちじくをはじめ、いろんな食材が美味しくなる秋。
夏のたまった疲れが出やすい時期でもありますよね。
秋の食卓はサンマの塩焼きに栗ご飯もいいですが、更にデザートにいちじくゼリーなどがあるとより秋の恵みを堪能出来ます。
いちじくゼリーは、いちじくジャムやコンポートがあれば簡単に作れますので、ぜひ試してみてくださいね。
美容や健康に効果の高い豊富な栄養素がギュッと詰まった旬のいちじくには、身体を元気にしてくれる効果が期待できます。
ぜひ、召し上がってみてはいかがでしょうか。

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