いきなりですが、「果物といえば何…?」と聞かれたらなんと答えますか?
おそらく「りんご」を思い浮かべる人がほとんどではないでしょうか。それだけ多くの人から慣れ親しまれているりんご。「体に良さそう」など何となくのイメージは持っていますが、実際にどんな栄養が含まれているのかは意外と知らなかったり。
今回は、そんなりんごの知られざる栄養成分と効能をご紹介したいと思います!ふだん何気なく食べているりんごですが、実は隠されたスゴい成分がたくさん含まれているのです!
Contents
リンゴの栄養成分
まずは、りんごにはどんな栄養素が含まれているのか見ていきましょう
りんごの85%は水分です。残りの15%に様々な栄養素が詰まっています。その中には、病気を予防するポリフェノールや、食物繊維を多く含むペクチンなど、健康には欠かせないものがたくさん含まれています。
主な栄養素はこちら。
・ビタミンA
・ビタミンC
・カリウム
・ペクチン
・ポリフェノール
・クエン酸
・リンゴ酸
りんご1個の重さは約300gで、150kcal程度のエネルギーがあります。朝食や小腹が空いたときにちょうど良く、スピーディーな栄養補給になります。また、食物繊維が1.6gと他の果物と比べて多く、みかんの約3倍!食物繊維が多いと整腸作用が大きく働くので、おなかにも優しい果物です。
一方で、りんごには糖質も多く含まれています。糖質を摂りすぎるとかえって太ったり不健康になってしまう恐れがあるので、適度な量を継続して食べることが大切です。
りんごの効能と、その効果
先ほどは栄養素についてご紹介しましたが、意外と知らなかったものもあったのではないでしょうか?続いては、りんごの効能について見ていきます!
美肌・アンチエイジングに!
りんごには、肌の健康維持を保つビタミンAやビタミンCが含まれています。また、豊富に含まれているポリフェノールには高い抗酸化作用があり、動脈硬化やガンなどの生活習慣病を防ぐ効果があります。病気のリスクも軽減させることができるんです!私の知り合いで、毎回のように健康診断で異常があった人が朝食にりんごを食べるようになってからは毎回パーフェクトな数値が…!りんごには感謝しています。
便秘や下痢の解消、デトックス効果も!
りんごには、水溶性の食物繊維であるペクチンが多く含まれています。「食物繊維」と聞くと、おなかに優しいイメージがありますが、まさにペクチンには水に溶けるとゼリー状に固まる特性があることから、下痢や便秘の解消につながります。またりんごのペクチンは、他の果物のペクチンよりも悪玉菌を抑制する力が2倍以上あります。その他にも、血液をサラサラにしたり、体内の塩分やコレステロールを外に排出する作用があります。りんごは体内のデトックス効果には抜群の果物なんです。ぜひ、毎日一個のりんごを食べてみてください。1週間後には体が軽くなってスッキリした気分になれますよ!
りんごの効能について、こちらの動画を参考にしてみてください↓
大事な栄養は「皮」に含まれている!
先ほどご紹介したポリフェノールやペクチンなどの重要な栄養素は、りんごの「皮」の部分に多く含まれています。その皮こそ、あなたの体にとって重要な役割を果たしてくれるんです。中身は食べても皮は捨ててしまう人がほとんどなのではないでしょうか…?この機会にぜひ、皮にチャレンジしてみましょう!
素早い栄養補給・疲労回復にもってこい
りんごには、果糖・ブドウ糖・ショ糖などの糖質が含まれています。これらは摂取するとすぐにエネルギー変わってくれます。また、りんごにしかない「リンゴ酸」も疲労回復にはとても効果的です。リンゴ酸は、筋肉痛の原因である乳酸菌などの疲労物質の代謝を促進させます。私自身も、スポーツの試合前と試合後はりんごをよく食べています。エネルギーの変換が早いので、食べてから30分もたてば最高のパフォーマンスを発揮できます。ここ一番で集中したいときや少し疲れたときに、りんごをかじってみては…?
りんご一個で医者いらず!?
ヨーロッパには「りんご一個で医者いらず」ということわざがあります。
りんごを食べれば、病気も防げて病院も必要なくなる、ということです。それだけりんごは健康的な食べ物だと言い伝えられてきました。
実際に、「1ヶ月間毎日りんごを1個食べ続けた人は悪玉コレステロールが40%下がった」というデータもあります。その他にも、先ほどご紹介したように様々な効能があります。手軽においしく食べられて、体の中から健康になれれば最高ですよね。
ぜひ毎日1個のりんごを食べて、心も体も幸せになりましょう!
この記事へのコメントはありません。