バターで炒めたり、サラダに乗せたり、スープの中に入れたり、子どもが大好きなとうもろこしですが、
子どもが大好きでたくさん食べたがるからこそ、お母さん方が気になるのはカロリーや栄養素ですよね。
いっぱい食べてくれるのは良いけど、高カロリーだったり、栄養素が全くないようでは困ってしまいますよね。
Contents
とうもろこしの成分って?
とうもろこしには一体どのような栄養素が含まれているのでしょうか?
とうもろこしは野菜と思われがちですが、穀物の仲間になります。
お米、麦と並んで世界三大穀物と言われ、とうもろこしを主食としている国も多くあります。
有名なものはアメリカ西部やメキシコで食べられている、トルティーヤなどがあります。
(トウモロコシは穀物ですが、サラダなどに使用するヤングコーン、ベビーコーンは野菜類に定義されます)
とうもろこしには、
・炭水化物
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンE
・カリウム
・ゼアキサンチン
・リノール酸
・食物繊維
・マグネシウム
などの栄養素が含まれており、いろいろな栄養素がバランスよく含まれています。
その中でも食物繊維の量は他の穀物と比べても多く含まれているのです。
とうもろこしの栄養素は特に胚芽(はいが)の部分に多く含まれているので、とうもろこしを食べるときはまるごと食べるようにしましょう。
こちらの先にご紹介したコーントルティーヤの作り方をご覧になれます。
とうもろこしは高カロリー?低カロリー?
気になるとうもろこしのカロリーはどのようになっているのでしょうか?
とうもろこしには炭水化物が多く含まれており、糖度も高いため高カロリーなのでは?と思ってしまいますよね。
とうもろこしのカロリーは、100g(食べる部分のみ)=100kcalとされています。
またとうもろこしは茹でることでカロリーが上がります。
それはとうもろこしは生の時よりも重量が増えて、過熱することにより糖度も上がるからです。
しかし、カロリーが増えると言ってもわずかなものなので、気にするほどではありません。
(ただし、糖度の高い品種のとうもろこしだと大幅にカロリーが上がることもあるので注意が必要です)
100g=100カロリーと言われても多いのか少ないのか分からない…という人もいるのではないでしょうか?
というわけで、とうもろこし以外のカロリーは以下の通りです。
・ごはん 168kcal
・食パン 264kcal
・お餅 235Kcal
こうしてみると、甘くてジューシーなイメージのとうもろこしですが、意外とカロリーが高くないことが分かりましたね。
またとうもろこしには食物繊維やミネラルがたくさん含まれていますので、夜のごはんの代わりにとうもろこしを食べるなど、置き換えダイエットにしてみても良いかもしれません。
とうもろこしを食べるとどんな効果が期待できるの?
予想外に栄養素が高いことが分かったとうもろこしですが、それではとうもろこしを食べるとどのような効果が得られるのでしょうか?
疲労回復
疲労回復効果のあるアスパラギン酸が含まれる。
エネルギー補給
穀物の中でも高い栄養素のためエネルギー源としても優れている。
便秘解消
さつまいものおよそ4倍の食物繊維と、便を柔らかくするマグネシウムが含まれる。
むくみ予防・解消
穀物の中では高いカリウム量を含むため、むくみの予防・解消に効果がある。
(同量のキュウリやトマトを上回るカリウム量を含む)
冷えの改善
ビタミンを多く含むために、代謝や血流が改善され冷えの改善を手助けする。
貧血の改善
ごはんの8倍の鉄分を含むため、貧血の改善効果がある。
美肌効果
ビタミンEの抗酸化作用で肌の若返り、鉄分によるくすみ乾燥の改善などから、美肌効果が期待できる。
など、とうもろこしを摂取することで様々な効果が得られることが分かりました。
夏のおいしいおやつのイメージのとうもろこしにこのような色々な効能があるとは驚きですね。
とうもろこしに関する記事はこちらにも書いてますので、あわせてご覧ください。
とうもろこしの美味しい茹で方〜皮付き・皮なしの簡単な茹で方と時間〜
とうもろこしの食べ方〜簡単・上手・きれいに食べるコツとマナーとは〜
とうもろこしの保存方法〜常温や冷凍・冷蔵庫・茹でた時の保存期間〜
栄養価の高いとうもろこしを積極的に食べよう
とうもろこしはカロリーも他の穀物と比べてもカロリーが高くなく、栄養素が多く含まれていることが分かりました。
お子さんは喜んで食べてくれるし、大人にも嬉しい疲労回復や、便秘解消効果があるとうもろこし。
おやつや、食事のメニューに積極的に取り入れたいものですね。
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