ご飯に合う、ナスの定番料理言えば「煮浸し」ですよね。
火が通ったトロトロのナスに、お出汁がしみ込んでジュワッとおいしい、野菜を食べている感が味わえる一品ですが、「ナスを焼くのが面倒」や「出し汁を簡単に作りたい」「見た目にもこだわりたい」「油のカロリーが気になる」などの問題を抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、簡単で綺麗でカロリーダウンな煮浸しの作り方を紹介します。
Contents
煮浸しのカロリーって?
煮浸しというと和食でヘルシーなイメージがありますが、実際どの程度のカロリーなのでしょうか?
家庭やお店でそれぞれ作り方が違ってくる料理ですが、どれくらいカロリーの差が出てくるのか、作り方別に見てみましょう。
焼きナスで作る
油を使わずに作る方法で、グリルなどで焼いたナスをお出汁につけて味をしみ込ませる、とてもヘルシーな作り方です。
各家庭の調味料の配分によって多少の違いはありますが、ナス1本で60~70kcal程になるとの認識で良いでしょう。
揚げナスで作る
揚げびたしと言われるもので、油で素揚げしたナスをキッチンペーパー等で油抜きし出し汁に浸しておく方法です。程よい油分が食欲をそそります。
油を使用しているため焼きナスの場合より少しカロリーが高くなり、ナス1本で95~100kcal程になります。
ナス1本で作る場合のカロリー
焼きナスの場合・・・60~70kcal程
揚げナスの場合・・・95~100kcal程
綺麗な見た目でよりおいしく
料理は味だけではなく見た目も重要です。自宅でも小料理屋さんのような美しいものを食卓に並べたいですよね。煮浸しに便利な切り方や、綺麗な色の出し方のポイントをご紹介します。
切り方で見た目も綺麗に
調理法や盛り付ける器次第で乱切りにしたり大き目の半身にしたりと色々な切り方がありますが、皮を付けたまま調理する時は皮に格子状に切り込みを入れるとお店で出てくるような見た目になります。
また火の通りが早くなる上に、お出汁につけた時に切り込みから味が染み込み、よりジューシーな味わいになります。
綺麗な色を生かす
ナスの特徴的な皮の紫で、見た目からより一層おいしさを引き立てます。焼きナスで作る場合、皮はなくてもみずみずしい見た目で食欲をそそられますが、皮つきで作る際は皮の方から火を通すと色が抜けず綺麗な紫を維持してくれます。
出し汁に浸す際は、皮と実の白い部分が重なっていると、その部分だけ実が紫色に染まってしまうことがあるので、ナス同士が重ならないように注意しましょう。
レンジとめんつゆで簡単煮浸し
焼きナスで煮浸しを作る時は、ナスをグリルで焼かなければなりません。揚げナスの場合は油を要しなければならなく、意外と面倒ですよね。
お出汁も目分量でササッと作れたら随分手間が省けます。そんな悩みもレンジとめんつゆが解決してくれます。
<材料>
・ナス
・水
・生姜(すりおろしでも千切りでもお好みで)
・めんつゆ(好みの薄さに薄めておきます。そうめんを食べるとき位がちょうど良いです)
<作り方>
- 耐熱容器に切ったナスと一回しの水を入れラップをします。
- 600wのレンジで5分加熱します。
- レンジから取り出したナスに、めんつゆ・生姜を入れ15分程浸して出来上がりです。
こってり味が好みの方は、揚げずに作れるこちらのレシピ動画がオススメです。
少量の油を回し入れ、程よくこってりカロリーダウンな煮浸しが、レンジで簡単に作れます。
煮浸しは簡単にできる
レンジやめんつゆを使えばボール一つで簡単にナスの煮浸しが作れ、切り方や火の通しかたを工夫すれば小料理屋さんのような一品を自宅でも作れます。
ネギやミョウガなどを乗せたら本格的な味が楽しめそうですね。火の使いたくない夏はレンジでササッと調理できるのもうれしいです。もう一品という時に試してみてはいかがでしょうか。
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