栗ってたくさんもらったりしても「調理時間がかかりそう」とか「めんどくさそう」って理由でなかなか料理にとりかかりにくいですよね?冷蔵庫に保管しといて、古くなったから捨ててしまったり・・・。
生栗を家で茹でるのがめんどうくさいから、つい「甘栗むいちゃいました」とか、露天で「天津甘栗」を買って今秋の栗は食べ納めにしてしまったり・・・。
そんな方々にちょっといい情報。
実はお家で簡単に栗が茹でられるんです!
今回は簡単に電子レンジを使った栗のゆで方と、圧力鍋を使った栗のゆで方2種類をご紹介いたします。
電子レンジによる栗のゆで方
銀杏を茶封筒に入れてチンして食べる方法があります
その栗版です。
<下ごしらえ> 栗を前の晩から水に浸しておきます。
使う茶封筒は薄手のものをえらびましょう。
① 生の栗を洗って水気をふきとります。
② 栗のとがっている方にキッチンバサミで十字に切り込みをいれます。
(十字に切り込みを入れるとき、鬼皮がかたければまな板の上でとがったほうを上にして包丁で入れても良いです)
③ 耐熱のお皿の上に茶封筒を横にしてのせ、封筒の入り口から栗をかさならないように入れていきます。
(1枚の封筒に5個くらいが目安です)
④ 300Wのレンジで2分半加熱します。
(1分ほどすると茶封筒が膨らみ始めますが、焦らずに加熱をつづけます)
⑤ 加熱完了してもドアをあけず庫内で10分放置します。
⑥ その後取り出して剥いて、できあがりです。
『3時の子どものおやつに』など、少しの量をスグ用意したいときには、電子レンジが良いでしょう。
圧力鍋による栗のゆで方
① 生の栗を洗って、ボウルに入れ多めの水につけてください。
(この時、浮いた栗は中身が詰まっていないため捨ててください)
② 栗のとがっているほうにキッチンバサミで十字の切り込みを入れます。
③ 圧力鍋に栗を入れ、“ひたひた”になるくらいまで水をいれます。蓋をして中火にかけます。
④ おもりが上がったら弱火で10分。終わったら火を止めます。
⑤ おもりが下がったら、蓋をあけ栗をザルにあけてください。
⑥ 粗熱がとれたら、冷めないうちに切り目からみかんのようにむきましょう。
『晩御飯に栗ご飯を作りたい』
といった一気に大量に栗が必要なときには、圧力鍋での調理をおすすめします。
【量なら圧力鍋】【スピードならレンジ】といったところです。
圧力鍋ならとっても簡単に大量の栗をゆでられますので、今まで下ごしらえが面倒で手を出さなかった “栗の渋皮煮”や“栗きんとん”“モンブラン”なんかも手軽に挑戦できます。
・渋皮煮にする場合は、圧力鍋で茹でてから、最後に皮をむくときに鬼皮だけをむきましょう。
渋皮はつけたままで調理してください。
渋皮煮で余ったり崩れたりしてしまった栗はフードプロセッサーで簡単にペースト状にできます。
ペースト状になりにくいときは、煮汁を入れてかけるとなりやすくなります。
・栗ご飯の場合はむき栗80グラム、お米2合、お酒大さじ4~5、お塩小さじ2分の1をすべて炊飯器に入れ普通にごはんを炊くだけで、簡単にできますよ。
栗をゆでる時間と調理のポイント
圧力鍋を使うと栗の皮がみかんのように簡単に剥けます!
調理時間はレンジで2分半。
圧力鍋で約15分くらいです。
どちらも冷めてしまうと皮がむきにくくなりますので、熱いうちにむくのがポイントです。
あとがき
圧力鍋はなら実はごはんもすぐ炊けます。少し多めに水を入れて、強火にかけおもりが上がったら弱火で7分で火を止めます。それから自然放置し、おもりが下がったら蓋を開けて出来上がりです。こちらも10~15分で炊き上がります。
圧力鍋はご家庭に一つあると便利ですね。
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