サツマイモの灰汁の元はポリフェノールです。
なので、人体には無害です。むしろ栄養です。
が、あく抜きを必要とするときは主に料理で「変色を防ぎたいとき」
たとえば煮物にするときなど。目で見ても料理を楽しみたいときなどは、あく抜きをしたほうが良いでしょう。
また、離乳食につかいたいときなどえぐみを取りたいときは、水にさらしてあく抜きをします。
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あく抜きする利点。しない利点。
サツマイモのあく抜きの時間は5分~15分。水にさらしていると、水が白く濁ってきますので、そしたら水を新しくします。これを2~3回繰り返します。煮物にする場合、あく抜きをすれば調味料が染みわたりやすいです。レモンと一緒に煮るとさらに変色防止になります。
また、天ぷらにするときも、水にさらして表面のデンプンを流した方がカリッと揚ります。皮をむく際は、皮の付近にあくがありますので皮は厚めにむくようにしましょう。水にレモン汁や酢を入れるとより変色しにくくなります。
焼き芋にする場合は、両端を切って塩水につけておくと塩気がサツマイモに移り、おいしく仕上がります。ただ、サツマイモのあくは栄養豊富ですので、あく抜きは必要最低限にする方が良いでしょう。
調理法によってあく抜きをしっかりする、しないなど使い分けるといいですね。サツマイモは焼いたり、ふかしたりして食べることも多いですが、茹でても甘みは残っています。茹でたものを冷凍保存しておくことも可能です。
サツマイモ丸ごと1本のゆで方
1.サツマイモ大1個を用意します。サツマイモは3~4㎝の輪切りにしておきます。
2.鍋に水をひたひたに入れて、その中にサツマイモを入れます。
3.鍋に火をつけて沸騰させます。水が沸騰したら、弱火にしてさらに20~30分程度ゆでます
4.20分たったら竹串をさして、スーッと通るか確認します。通らなければさらに5分~10分ゆでます
5.あとはザルにあげて水を切り常温で冷まします
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さつまいもの皮も食べよう!
サツマイモの皮と実の間には食物繊維と一緒に摂ると腸の全腸運動を促す「ヤラピン」という成分が含まれているほか、灰汁の元である「ポリフェノール」も豊富です。
ここでは、そんなサツマイモの皮をおいしくいただく方法をご紹介します。
ふかし芋をトースターで5~10分焼くだけでも、皮がパリッとしてまた違ったおいしさが味わえます。
簡単おいしいサツマイモの皮チップス
【材料】
・さつまいもの皮 5本分
・油 小さじ1.5
・砂糖 小さじ1.5
【作り方】
①フライパンに油をひき、サツマイモの皮を入れます
②弱火から中火ですこし温めます
③砂糖を入れ、カリッとするまで弱火で揚げ焼き、完成
サツマイモの皮おやつ
【材料】
・サツマイモの皮 あるだけ
・バターもしくはマーガリン 適量
・グラニュー糖もしくは砂糖 適量
【作り方】
①サツマイモの皮をよく洗って水気をふき取り、短冊切りにする
②クッキングペーパーに重ならないように広げる。バターもしくはマーガリンものせる
③30秒レンジでチンする
④トースターでカリッとするまで焼く
⑤グラニュー糖もしくは砂糖をふる
いかがですか?今回は皮だけ食す、ということでちょっと糖質、脂質も加えてみました。
さつまいもの電子レンジ調理法
電子レンジを使ったサツマイモ料理のレシピも紹介しておきますね。
サツマイモチップス
こちらは皮と実一緒になったチップス。
【材料】
・サツマイモ 好きなだけ
・塩 お好みで
・ブラックペッパー お好みで
【作り方】
①サツマイモをよく洗ってスライサーでスライスし少し水にさらします
②キッチンペーパーで押さえて水気を切り、大きめのお皿に重ならないように並べます
塩はこの時ふっておいてください
③そのままレンジで600wで2~3分程加熱します。ひっくり返してまた2~3分加熱。
芋の大きさや水分量によって加熱時間に1分前後差があります。様子を見て調整してください
④水分がとんでパリパリになったら出来上がりです
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栄養価が豊富でダイエットにも向いている食べ物、サツマイモ。
料理すればきれいな黄色や皮のムラサキ色を目でみて楽しむこともできますね。
調理法も簡単なものから、手をかけたものまでさまざま。
栄養素の知識を得て、調理法・ダイエット法なども学び、ぜひいろいろな形でサツマイモとお近づきになってください!
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