秋になるとスーパーに並ぶことが多い秋刀魚(さんま)。
比較的安価で手に入れることが出来、脂ものっていておいしいですよね。
お父さんのお酒のお供から、子どものご飯のおかずまで、幅広く愛される秋刀魚。
そんな秋刀魚のおいしい食べ方をチェックしてみましょう。
Contents
グリルやフライパン…いろいろな焼き方がある秋刀魚
秋刀魚の焼き方ですが、一番一般的なものは魚焼きグリルで焼く方法でしょうか。
コンロなどについている魚焼きグリルは直火で焼くので、短時間でうま味を閉じ込め、パリッと仕上げることが出来ます。
魚焼きグリルでの焼き方
1. グリルを予熱する
グリルを予熱することで、魚の皮がくっつかなくなったり、内部まできちんと火を通せるのです。時間は5分程度、強火で行いましょう。
2. 秋刀魚を焼く
火加減を中火に戻して、秋刀魚を焼いていきます。
焼く時間は1匹で9分ほどです。片面焼きのグリルの場合は途中で返して裏面も焼きましょう。
(初めに5分、返して4分ほど焼く)
グリルでの焼き方は以上です。簡単ですね。
グリルで焼くのが一般的な秋刀魚ですが、グリルで焼くと後の洗い物が大変なのよね…という方も多いのではないでしょうか。
グリルは取り外しにもコツがいりますし、網目の部分は洗いにくいですよね。
また、家にグリルがないから魚が焼けない…という人も居ると思います。
そんな時に役に立つのがフライパンです。
秋刀魚はフライパンでも十分美味しく焼くことが出来るのです。
フライパンでの焼き方
1. フライパン用のホイルシートを敷く
フライパン専用のシートがあるので使いましょう。
使うことによって油を使わずに焼いても、魚がフライパンにくっつきません。
2. 秋刀魚を焼く
フライパンはグリルよりも火が通りにくいので、グリルより時間をかけてじっくりと焼く必要があります。時間は片面7~8分ほどです。火加減は弱火~中火で焼きましょう。
フライパンで焼く場合はグリルと違い時間がかかってしまい、皮のパリパリ感もなくなってしまいますが、なんといっても後片付けが簡単です。
下に敷いたホイルシートを捨てるだけで良いので楽ですね。
食卓の定番メニューの秋刀魚ですが、グリルだけではなくフライパンでも焼けることが分かりました。
おいしくパリッと焼けるけど後片付けはちょっと大変…なグリルか、後片付けは断然簡単だけど焼くのに時間が掛かってしまう…なフライパンか、どちらの焼き方にも良いところと悪いところがありますので、お好みで使い分けると良いでしょう。
グリルで焼く塩焼き動画もご一緒にどうぞ。
秋刀魚を美味しく焼くためのひと手間
グリルやフライパンなど様々な焼き方がある秋刀魚ですが、美味しく焼くにはいろいろなコツがあるのです。
おいしい秋刀魚を選ぶ
やはり美味しく焼くためには美味しい秋刀魚を選んだほうが良いです。
美味しい新鮮な秋刀魚の見分け方は、
・下あごの先端が黄色くなっている(新鮮な秋刀魚は黄色、鮮度が落ちた秋刀魚は茶色をしています)
・丸々しているものを選ぶ(丸々と太った秋刀魚は脂がのっています)
・目が澄んでいる(黒目の周りが澄んでいるものを選びましょう)
・全体的に光沢がある(全体的に光沢がある方が新鮮です)
などを見ると良いでしょう。
洗い方を工夫する
ボールに水を張って、塩、カタクリ粉を入れてぬめりを取るように洗う。
この時に洗いすぎると、秋刀魚のうま味が逃げてしまうので注意。
水気をしっかりとる
秋刀魚に付いた水には秋刀魚の臭みがついてしまっているので、キッチンペーパーなどを使用してしっかりと水気を取るようにしましょう。
塩を振る
秋刀魚全体に塩を振った後、10分ほど時間を置きます。
その後、秋刀魚から出てきた水には秋刀魚の臭みがついているので、ふき取ります。
秋刀魚を焼く際には上記のことをひと手間として加えると、秋刀魚をよりおいしく食べることが出来ますよ。
1年中楽しめる秋刀魚
美味しい秋刀魚の焼き方や見分け方を紹介してきましたが、今は1年中秋刀魚を楽しむことが出来ます。
さまざまな技術の進歩により、旬以外の秋刀魚も美味しく頂くことが出来るのは嬉しいですね。
今回紹介した、美味しい焼き方や見分け方を試して、秋刀魚を楽しんでみてはいかがでしょう。
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