日本三景の一つでもある宮島(他2つは松島(宮城県)・天橋立(京都))には、毎年大勢の方が観光に訪れます。
そんな宮島で行われる花火大会は、夏の一大イベントとなっています。
世界遺産にも認定されている厳島神社をバックに打ち上げられる花火はとても幻想的でとても人気があります。
そんな宮島水中花火大会の開催が今年も決定しました。
今回は気になる開催日程や見どころなどを紹介したいと思います。
Contents
2017年の宮島水中花火大会の開催日程や打ち上げ場所
広島県宮島・厳島神社の夏の風物詩の一つでもある宮島水中花火大会。
今年の開催日及び、打ち上げ場所は下記の通りです。
宮島水中花火大会2017の基本情報
日程:2017年8月26日(土)
時間:19:40~20:40
打ち上げ場所:厳島神社大鳥居沖合400mの会場の打ち上げ台船
打ち上げ数:約5,000発(単発・スターマイン・UFO・型物など)
(水中花火:150発(尺玉(30cm)100発)
雨天情報:雨天決行
※荒天の場合は2017年9月2日に延期
雨天の場合でも中止にならないのは嬉しいですが、代替日は次の日ではなく9月2日なので間違えないようにしないといけませんね。
宮島水中花火大会の見どころ
まるでおとぎ話の中に迷い込んだような幻想的な美しさの花火大会は大変な人気で毎年たくさんの人が観覧に訪れます。
その美しさが一番の見どころですが、他にはどのような見どころがあるのでしょうか?
水中花火
前項の打ち上げ数の項目でも記載しましたが、宮島水中花火大会の総打ち上げ数は5,000発。やや少ない印象を受けますが、注目してほしい部分は水中花火の数です。
宮島水中花火大会での水中花火の打ち上げ数は約150発(そのうち尺玉は100発)にものぼるのです。
100発もの水中尺玉がみられるのは全国でも宮島だけだと言われています。
※混同されやすい「水中花火」と「水上花火」
<水中花火>
水中に向かって斜めに点火した花火を打ち込むのが水中花火。
ほぼ半円形に見える。
<水上花火>
水上にセットした花火を水上で爆発したものが水上花火。
きれいな半球になって見える。
鳥居と花火を同時に見ることが出来る
神社の鳥居はその厳粛な雰囲気から特別な感情を抱く方も多いのではないでしょうか。
その中でも厳島神社の海の上に建てられた鳥居は神秘的で人気の観光スポットになっています。
そんな人気の鳥居と打ち上げ花火、水中花火を同時に見ることが出来るのは宮島水中花火大会だけです。その美しさはきっと見る人の心を打つことでしょう。
全国でも宮島水中花火大会でしか見られない150発もの水中花火や、島本来の幻想的な雰囲気に花火がプラスされることでより一層、訪れた人々の心を掴んで離さないのですね。
宮島水中花火大会のリピーターの多さも納得ですね。
★ [4K] 宮島水中花火大会 2015 Miyajima Water Fireworks Festival
宮島水中花火大会の穴場スポット(クルーズ船の情報など)
毎年大変な人気を誇り県内外からたくさんの人が訪れる宮島水中花火大会では、花火をゆっくり見ることが出来るように有料の特別観覧席を用意しています。
他にも有料のクルーズなどもあり、クルーズでは宮島水中花火大会を海の上から間近でゆっくりと楽しむことが出来ます。海の上から花火を観覧するなんてロマンチックですよね。
有料席及びクルーズの料金、予約方法は下記の通りです。
特別観覧席
申し込み日時:2017年7月1日(土)/9:00~
料金:1席6,000円
申し込み先:宮島水中花火大会実行委員会(宮島観光協会内)
備考:電話でのみ受け付け可能
1本の電話で6席まで申し込み可能
観覧クルーズ
瀬戸内海汽船トラベルサービス
※6月上旬にクルーズプラン発表予定。
広島ベイクルーズ銀河
※7月1日前後にプラン発売予定。
クルーズは宮島近辺のクルーズ会社が各自で企画、発売していますので、上記記載の会社以外でも発売予定です。色々なプランを見比べて自分に一番合っているプランに申し込むと良いですね。
特別観覧席やクルーザーでの観覧は、人を気にせずゆっくりと観覧することが出来たり、海の上の雰囲気バッチリの中で見ることが出来るのが良いですね。
しかし、特別観覧席もクルーズもとても人気があり先着順や抽選でアッという間に売り切れてしまいます。
そんな時のために、比較的きれいに見ることが出来る穴場スポットも合わせて紹介したいと思います。当日の観覧の参考にしてみてくださいね。
穴場スポット一覧
厳島神社鳥居前
鳥居の近くでは真正面に花火を見ることが出来ます。ただ混雑が予想されるのが難点ですね。
清盛神社
近くで花火が打ち上げられるので、大迫力の花火を見ることが出来ます。
宮島協定(ボートレース場)
17:00から花火大会のために無料開放されます。
冷房が掛かっていて、トイレも完備されていますので、快適に花火を観覧出来ます。
今回は宮島付近での穴場スポットを紹介しましたが、広島本土側からでも花火はバッチリ観覧出来るようです。距離は遠くなってしまいますが、広島方面からだとすぐに帰宅できますので帰りが楽だという利点がありますね。
宮島水中花火大会を現地で楽しもう
宮島水中花火大会はその美しさから、日本全国からその花火を見ようと写真愛好家や花火愛好家が訪れるとても人気のある花火大会です。
今年の夏は宮島水中花火大会を訪れ夢のような幻想的なひと時を楽しんでみてはいかがでしょう。
この記事へのコメントはありません。