京都で有名なお祭りの1つ、時代祭り。
時代祭りといえば、魅力的なのが多くの人や馬でつくられる行列です。気になるあの行列の構成や衣装、そして参加する人々はどんな人なのでしょうか?
今回はそんな時代祭りの詳しい開催時間と、交通規制や観覧席の情報も合わせてご紹介!
Contents
2017年の時代祭の基本情報
2017年の時代祭りは10月22日の予定です。雨天順延ですが、それは当日の朝に決まります。
時代祭りといえば、山国隊が先頭となり約2,000人が約2キロの道を行列で歩きます。
当日は午前7時に神宮で神幸祭りが行われ、ついで神幸の御鳳輦(ごほうれん)が9時に出発して京都御所に至ります。10時半に行在所祭を執行の後、行列を作り歩きだします。
時代祭りの行列時間のスケジュール
時間スケジュールは以下の通りです。
12:00 京都御所建礼門前出発
12:15 堺町門前
12:30 鳥丸丸太町
12:50 鳥丸御池
13:20 河原町御池
13:30 河原町三条
13:40 三条大橋
14:10 三条神宮道
14:30 平安神宮
時間スケジュールは、行列の先頭が通る予想時間となっています。多少時間が前後する可能性もあり、さらに行列通過にかかる時間は約2時間。観に行かれる場合は時間に余裕を持って行くといいですね。
こちらの動画は行列の様子を撮影したものです。5分ほどで見ることができるので、お祭りの様子を少し見たいという方はこちらを見てみてくださいね。
161022時代祭
時代祭の見どころ
時代祭りは京都三大祭りの1つです。時代祭りの他にも5月に開催される葵祭りや、7月に開催される祇園祭りがあります。時代祭りは京都市の平安神宮にて行われる祭りです。
時代祭りの歴史
京都三大祭りの中では、時代祭りは歴史が1番浅いです。
明治28年に平安神宮が創建されたのち、神宮の管理と保存のための市民組織として平安講社が作られた記念事業として、祭りが行われました。
時代祭りの見どころでもある行列ですが、これは祭りを盛大にするために行われたのが始まりです。行列は8つの時代、20の列で構成されています。それぞれの時代を再現した衣装や道具を身につけた人々で行われ、時代は明治維新、江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、藤原、延暦です。
それぞれの時代の特徴を感じ取りながら行列を見てくださいね。
魅力的な衣装
行列を見る上で押さえておきたいのが、衣装です。特に衣装が際立つのは、平安時代夫人列。清少納言や紫式部、小野小町など歴史的に有名な女性たちに扮して行列に華を添えます。
衣装を着るのは芸舞妓さん。普段彼女たちが着る着物とは着付けなどが違っているそうで、着物に着慣れている彼女たちでも慣れるのに時間がかかるそうです。
美しい衣装だけでなく、それを着る芸舞妓さん達の立ち振る舞いにも注目です。
さらに、参加する人々の中には京都の大学生たちがアルバイトで参加しています。大学ごとに役割も決められており、その役割にあった衣装が渡されます。芸舞妓さんだけでなく、大学生たちが着る衣装にも注目してみてくださいね。
時代祭りの駐車場、交通規制、穴場・有料観覧席の情報
最後に、時代祭りの駐車場、交通規制、穴場や有料観覧席の情報をご紹介。
駐車場情報
特設駐車場はありません。なので、車を止めることができるのは周辺の有料駐車場だけです。しかし、周辺の有料駐車場はとても混雑するので車で行かれる際は早めに出発した方がいいですね。
交通規制情報
交通規制ですが、車両通行止めが行われます。行列が通る道は全て車両通行止めです。他にも一方通行が2ヶ所、現行右折禁止解除が3ヶ所あります。
慣れた道だから大丈夫と思わず、しっかりと交通規制を確認した方がよさそうです。
穴場・有料観覧席情報
時代祭りの穴場ですが、京都市役所付近がオススメです。有料観覧席の近くになるのですが、有料観覧席がない場所を早めの時間に場所取りしておけば最前列で見ることが可能です。
そして有料観覧席ですが、8月29日にインターネットを始めコンビニや旅行会社の店頭などで発売されます。全席指定、パンフレット付きで1席2,050円。設置場所は京都御苑、御池通、平安神宮道の3か所です。
穴場を押さえるには早めに場所取りする必要があります。ゆっくりと時代祭りを楽しみたい方には有料観覧席がオススメですよ。
京都三大祭りの一つをご堪能あれ
京都の道を交通止めにして、盛大に行われる時代祭り。
祭りの行列を見るのにはとても時間がかかりますが、行列の構成や参加する人々、その人々がまとう衣装など見どころはたくさんです。
京都には観光名所がたくさんあるので、ぜひ旅行のスケジュールに時代祭りも入れて楽しんでみてはいかがでしょうか?
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