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栃木県の宇都宮市で行われる「うつのみや花火大会」は全国でも唯一のボランティアスタッフが開催する花火大会です。
その歴史は古く1984年に「祝84‘とちぎ博きぬ川大花火大会」として開催されたのが始まりですが、経済的な理由から2004年に一度中止されました。
しかし、2007年に宇都宮での花火大会の再開を願う有志によって復活を遂げました。
その輪は毎年受け継がれ、2012年には「この花火大会が途切れることなく100年先も続くように」との願いを込められ「NPO法人うつのみや百年花火」が立ち上げられました。

市民の熱い願いがうつのみや花火大会を復活させたのですね。
そんなとても感動的なストーリーを持つ、うつのみや花火大会が今年も開催されることが決定しました。
今回は、そんなうつのみや花火大会の開催日程や穴場スポットなどを紹介したいと思います。

2017年うつのみや花火大会の基本情報

市民の手により復活を果たした、うつのみや花火大会は今年で復活11年目を迎えることになりました。

今年の開催日程及び打ち上げ場所は下記の通りです。

 

2017うつのみや花火大会の基本情報

※下記情報は7月13日現在の予定です。

 

日程：2017年8月12日（土）

時間：18：30～20：30

打ち上げ場所：宇都宮市道場宿緑地

打ち上げ数：20,000発

雨天情報：雨天決行　※荒天の場合は13日に順延

 

花火大会は夜に行われるとはいえ、8月のまだ暑い時期に行われる花火大会ですので、熱中症などの対策として水分をこまめに取るようにするなど、体調に気を付けて快適に花火を鑑賞するようにしたいですね。

 

うつのみや花火大会の見どころやおすすめスポット

今年も開催が楽しみな、うつのみや花火大会ですが、そんなうつのみや花火大会の見どころはいったい何でしょうか？

見どころと合わせて、有料席や穴場スポットなどを紹介したいと思います。

 

うつのみや花火大会のみどころ

うつのみや花火大会の見どころは何と言っても毎年掲げられるテーマです。

100年続く花火大会を目標に毎年さまざまなテーマをもとに花火大会が行われています。

 

2017年テーマ：「幸せ」

 

過去10年のテーマを受け継ぎ開催された今年は「幸せ」を表現する花火大会を目指しています。

（過去のテーマ一覧・備考として各年の打ち上げ数を記載しております。）

 

開催年	テーマ	打ち上げ数
2007年	復活	15,000発
2008年	夢	15,000発
2009年	挑戦	15,000発
2010年	愛	15,000発
2011年	粋	20,000発
2012年	真心	20,000発
2013年	キセキ	20,000発
2014年	感謝	20,000発
2015年	思ひ出	20,000発
2016年	笑顔（10周年記念大会）	20,000発
2017年	幸せ	20,000発（予定）

 

毎年すてきなテーマが掲げられていて、開催者の方々がとてもこの花火大会を大切に思っているか伝わってくるようですね。

 

また、スターマイン（連射花火のこと）では大玉の打ち上げ花火のみが打ち上げられ大迫力の花火を堪能することが出来ますよ。

 

有料席

うつのみや花火大会では、当日ゆっくりと花火を鑑賞したい方のために有料の席を用意しています。

花火を間近で鑑賞できる臨場感のあるおすすめの席です。

 

席種	定員	前売り券	当日券	備考
団体席	25名	80,000円	無し	・未就学児大人1名に対し1名入場可能です。 ・順延及び中止による払い戻しはありません。
スペシャルカップルシート	1席2名	18,000円	20,000円
テーブル席	1テーブル 4名	18,000円	20,000円
有料観覧席 （芝生にシートを敷いて観覧する席）	1名	1,500円	2,000円
イス席	1席1名	2,500円	3,000円

※各プレイガイドにて購入可能です。

 

穴場スポット

上記で紹介した有料席は大迫力の打ち上げ花火が鑑賞することが出来ます。

とても人気のある席なので売り切れてしまうこともあるかもしれません。そんな時のために、十分にゆっくりときれいに見える穴場スポットを紹介したいと思います。

 

かましん清原テクノ店

宇都宮にあるスーパーは会場からも近いので、駐車場から大迫力の花火を見ることが出来ます。

 

鬼怒川西側

鬼怒川西側には農道が広がっており、混雑を気にせず見ることが出来ます。

 

ベルモール

大型ショッピングセンターのベルモールの屋上から花火をきれいに見ることが出来ます。

会場からは少し離れていますが、十分きれいに見ることが出来ますし、大型ショッピングモールなのでトイレの心配も解消されますね。

 

2016 うつのみや花火大会「笑顔」【第三部・フィナーレ「雷都うつのみや」後半】10th Utsunomiya fireworks 2016″finale”宇都宮花火

 

 

うつのみや花火大会のアクセス方法や交通規制

前項では、開催経緯や見どころなどを紹介しましたが、うつのみや花火大会がボランティアの方々の情熱に支えられた、とてもすてきな花火大会だと分かりましたね。

そんなうつのみや花火大会を一度は訪れたいと思った方もいるのではないでしょうか。

そんな方のために、当日のアクセス方法や交通規制情報などを紹介したいと思います。

※2016年うつのみや花火大会の情報を参考にしています。

 

アクセス方法

 

最寄り駅の「JR宇都宮駅」からシャトルバスが臨時で出されています。

 

行き	15：00～17：00
帰り	20：30～22：00

※5分間隔で運行

※通常時は20分ほどで着く駅から会場までの道のりですが、花火大会当日は混雑のため2時間前後かかることが予想されます。

 

交通規制

会場付近の渋滞の解消のため、当日は公共の交通機関での来場が推奨されていますが、諸事情により車での来場を予定している方のために当日は臨時の駐車場も用意されています。

しかし、当日は大幅な交通規制が行われますので、事前のルート確認をしっかりと行いましょう。

 

＜15：00～21：30の間の交通規制区間＞

・三祖神社付近

・飛山城史跡公園付近

・国道408号の一部道路

・清原中央小学校付近

・JAうつのみや清原付近

 

＜9：00～21：30の間交通規制の区間＞

・柳田大橋付近

 

無料及び有料駐車場

当日車で来場する方のために会場付近に無料及び有料の駐車場が用意されています。

 

駐車場名	駐車可能台数	シャトルバス乗り場までの時間	シャトルバス運行時間及び協賛金
①     平出パナソニック	①     ②で合計600台	シャトルバス発着所	14：30～22：30 （往復600円）
②     日本電産エレシス		徒歩3分
③     キャノン	4,000台	シャトルバス発着所	14：30～22：30 （片道200円）
④     有料臨時駐車場 （駐車料金1,000円）	1,000台	会場まで徒歩25分	無し

※台数には限りがあります。

※打ち上げ時間間近には大変混雑が予想されます。

 

愛情あふれる地元密着型花火大会

うつのみや花火大会の紹介をしてきましたが、うつのみや花火大会は地元に密着した地元愛があふれる花火大会ですね。
毎年テーマを決めて開催したり、大型の打ち上げ花火を連続して打ち上げたり、色々な工夫が凝らされた素敵な花火大会ですので、興味がある方は一度会場を訪れてみてはいかがでしょう。