兵庫県の播州地方では、秋に多くのお祭りが開催されます。
それら多くの秋祭りを合わせ、総称で呼ばれるのが播州秋祭り。
そんな播州秋祭りの魅力と言えば屋台ですよね。
今回は播州秋祭りの日程などの基本情報と屋台、そして数ある祭りの中でも人気のけんか祭り、厳選した4つの祭りへのアクセスもご紹介。
Contents
2017年の播州秋祭りの基本情報
播州秋祭りは、複数の祭りからなります。各お祭りの日程が同じというわけではありません。
播州秋祭りの日程ですが、毎年10月の体育の日の前の土曜日と日曜日周辺に集中します。2017年だと10月7日(土)、8日(日)となります。
しかし、全てのお祭りがこの2日間に開催されるというわけではありません。多くのお祭りが10月中に開催されます。
開催時間も各お祭りによって違うので、お祭りに行く際はしっかり時間をチェックしてくださいね。
播州秋祭りの見どころ
続いて、播州秋祭りの見どころをご紹介!
一番の見どころは屋台
播州秋祭りでの見どころといえば、1番はやはり屋台です。播州秋祭りの屋台は、他の祭りでいうところの山車です。
屋台の大きさや重さを語るのはタブーだそうです。大きさは分からなかったのですが、重さは大きいものだと約2t。そして、屋台は3種類に分けられます。
1つ目は平型布団屋台。
赤色の平たい布団の屋根を持つ屋台です。主に東播方面で見られます。
2つ目は山型布団屋台。
平型布団屋台とは違い、布団の中央を山型にして四隅を反り上げたものです。主に高砂市の曽根天満宮・生石神社・加古川市北部・北播方面で見られます。
3つ目は神輿(みこし)屋根屋台。
神輿屋台は神輿と同様に宝形造りの屋根を持つものです。神輿屋台でも装飾や運行形態によって中播方面と西播方面の2種類に分けられます。
お祭りによっては、これらが混在しているところもあります。
そして、2016年に西細江地区は25年ぶりに屋台を新調しました。以前の中屋台から大屋台へと新調し、重さは1t以下だったものが約2tになりました。
最近は屋台を担ぐ若者が「小さな屋台は嫌だ」とわざわざ他の地区へ大きな屋台を担ぎに行く人が増えているそうです。
そういったこともあり、屋台の大型化や新調が進んでいます。
播州秋祭りの中でも注目の灘(なだ)のけんか祭り
10月14日、15日の2日間にわたって毎年行われるのが「灘のけんか祭り」
姫路市白浜町の松原八幡神社で毎年行われます。
こちらがお祭りの様子です。多くの人で溢れていますね!動画からもお祭りの熱気が伝わってきます。
灘のけんか祭り
3基の神輿をぶつけ合わせる神事と7つの屋台が競う屋台練りが魅力。
松原八幡神社秋季例祭風流として、姫路市と兵庫県の重要無形民俗文化財に指定されています。
播州秋祭りの中でも特に人気で注目のお祭りです。どのお祭りを見に行くか迷っている人は、まず灘のけんか祭りを見に行ってみてはいかがでしょうか?
播州秋祭りのアクセス、駐車場の情報
播州秋祭りは多くの祭りからなりますので、交通アクセスなどは各お祭りによって違います。今回は播州秋祭りの中でも人気のお祭り4つをピックアップし、アクセスと駐車場情報をご紹介します。
松原八幡神社の灘のけんか祭り
松原八幡神社へは山陽電車・白浜の宮駅を下車後、歩いて5分です。
車では、山陽自動車道山陽姫路東ICから5分です。
津田天満神社の秋の例大祭
津田天満神社へは山陽電車・西飾磨駅を下車後、歩いて10分です。
車では、姫路バイパス国道2号線を進みそこから10分です。
上鴨川住吉神社の神事祭
住吉神社へはJR社町駅を下車後、バスで7分です。
車では、中国自動車道ひょうご東条ICから20分です。
魚吹八幡神社の提灯まつり
魚吹八幡神社へは山陽電車・網干駅を下車後、バスで5分とさらに歩いて3分です。
車では、姫路バイパス太子東出口から20分です。
神社の多くは専用駐車場がありません。駐車場は周辺の有料駐車場を利用しましょう。
多くのお祭りが楽しめる播州秋祭り
総称して播州秋祭りと呼ばれるお祭りの数はなんと30ヶ所以上!けんか祭りのような大きなお祭りもあれば、小さなお祭りもあります。大きなお祭りだけではなく、他の小さなお祭りにも目を向けてみてくださいね。
お祭りの日程がかぶってしまっているところもありますが、いくつかは日程が違うのでお祭りが開催さている間、いろんなお祭りへ足を運んでみてください。
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