小学生低学年の読書感想文の書き方〜おすすめの本と例文について〜

この記事は3分で読めます

夏休みの宿題などで出される読書感想文ですが、苦手な人も多いのではないでしょうか。
私も苦手で、いつも読書感想文は苦戦して書いていました。
今回は、その読書感想文のおすすめの本、書き方のポイントなどについてお教えします。

スポンサーリンク

読書感想文にはこれ!おすすめの図書3選

image001-300x251 小学生低学年の読書感想文の書き方〜おすすめの本と例文について〜

これは面白そうだなと思ったおすすめの図書を3作品調べてみました。
もし、読書感想文に書く本で迷っていたら、この本を読んでみてください。

まず、一つ目は、「ボタンちゃん」という作品です。
こちらは、女の子が着ているブラウスについていた「ボタン」が主人公の本で、そのボタンがブラウスから取れてしまい、いろんなものと出会うことで、その女の子の思い出をたどる物語です。

二つ目は、「みずたまのたび」
これもボウルに残った一滴の「みずたま」が主人公で、不思議な物語になっています。
みずたまが、「そうだ、たびにでかけよう!」と、さまざまな形にかわり、旅を続けます。

三つ目は、「あしたあさってしあさって」です。
遠くの町で働いているお父さんが久しぶりに帰ってくると、「あしたあさってしあさって」とうれしそうに待つくまのこのお話です。
小学校の低学年ごろだと、あさってまでは分かっても、しあさっては少し難しいですよね。

どの作品も主人公が少し変わっていて面白いですよ。

 

図書が決まったら、読書感想文はこう書く!書き方とポイント

image001-300x251 小学生低学年の読書感想文の書き方〜おすすめの本と例文について〜

さあ、書く本が決まったら、よく読んで書きましょう!
と、思うのですがなかなか書けませんよね。
学校で教えてもらうのは、起承転結と呼ばれるものや思ったことや気になったこと、または自分だったらどうするのか、ですね。
しかし、一度教えてもらっただけでは分からないと思います。
ここでは読書感想文の気になる書き方について紹介します。
まず、本の一番心に残った所や感動したところにふせんをしたり、メモを取ったりします。
覚えているとは言っても、意外と書くときになって忘れているものです。
実は、ここが読書感想文で一番大事な所になってきます。

まだ、原稿用紙には書きません。今度はそのメモをもとに、いわゆる「下書き」をします。

1. なぜその本を選んだのか
2.その本のあらすじ
3.一番印象に残った所
4.なぜ印象に残ったか
5.どう感じたのか
6.この本を読んで、自分がこれからどうしたいか

これを簡単に書いていきます。ここまで準備をすると、原稿用紙に書けますね。

スポンサーリンク

 

見本にしよう!読書感想文の例文

image001-300x251 小学生低学年の読書感想文の書き方〜おすすめの本と例文について〜

先ほどは、書き方について紹介しました。
では、次は読書感想文のいい例と悪い例を見ていきたいと思います。
まず、悪い例として、あらすじやあとがきをそのまま書かないようにしましょう。
あらすじは、書いていい場合とダメな場合があります。
あと、よくあるのが、あとがきや巻末の解説を書くこと。低学年ごろはないとは思いますが。
次に、読者のことを考えない、自己中な感想文です。

例えば、
ボタンちゃんは、ボタンホールちゃんとはなればなれになってかわいそうだと思いました。
もう少しアンナちゃんともいられたらいいと思いました。

読者からしてみれば、何のことだかわかりませんね。
こういった思いついたことを並べただけの文章は多いそうです。
前項の書き方の準備をしておけば、この二つの例のようなこともないと思いますよ。

 

例として、「ボタンちゃん」だったら

私がこの本を選んだ理由は、表紙の絵がかわいいと思ったからです。
主人公はアンナちゃんという女の子が着ている服に付いているボタンちゃんです。
ボタンちゃんはある日、服から取れてしまいます。そこからいろいろなものに出会っていきます。
一番この本を読んで心に残った所は、ボタンちゃんが服から取れて仲良しのボタンホールちゃんと別れるところです。
ボタンホールちゃんは悲しそうな顔をしていたのに、ボタンちゃんは楽しそうにコロコロと転がっていきます。
まるでボタンホールちゃんを忘れたように見えて私も悲しくなりました。
そのあとボタンちゃんはアンナちゃんが赤ちゃんのころに使っていたガラガラやよだれかけと出会います。
みんなアンナちゃんに忘れられたものです。
ボタンちゃんは「私はまだ忘れられていない」とみんなに冷たかったです。
そんなボタンちゃんも忘れられてしまうのですが、アンナちゃんのお母さんはアンナちゃんが成長したのはボタンちゃんのおかげだと言っていて、私もうれしい気持ちになりました。
私は、自分のものには大切にしようと思いました。

と、こんな感じです。
ポイントはその本を読んで、どう感じたか、どこをどう伝えたいかだと思います。
また「本の選び方」の動画もありますので、参考にしましょう。

 

読書感想文に関する記事はこちらにも書いてますので、あわせてご覧ください。

中学生の読書感想文の書き方〜おすすめの本と書き出し・例文について〜

高校生の読書感想文の書き方〜おすすめの本と書き出し・例文について〜

読書感想文の題名の書き方〜小学生と中学生の題名の付け方の例とコツ〜

また読書感想文と同じく、夏休みの課題とされる自由研究はこちらに書いています。

中学生が一日でできる自由研究のネタ〜1日でできる理科の実験テーマ〜

小学生の自由研究の工作ネタ〜夏休みにできる簡単な工作の作り方とは〜

中学生の自由研究の書き方〜レポートのまとめ方や手順・例について〜

 

苦手な人でも手順を踏めば書ける!

いかがでしたか。
読書感想文を書くには、その本をよく読み、印象に残った所にふせんやメモをしたり、しっかりと下書きをすることです。
得意な人も苦手な人も頑張って書きましょう。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサーリンク

アーカイブ