夏休みなどの宿題でよく出される読書感想文。
その読書感想文でまず悩むのが、題名の書き方ですよね。
そこで、小学生、中学生のみなさんに読書感想文の題名の書き方についてご紹介したいと思います。
読書感想文の題名の書き方(小学生編)
題名を書くのは、簡単そうで意外と大変難しいものです。なので、そのまま「○○を読んで」でも構いません。
しかし、「もう少しひねった題名をつけたい」という人は、読書感想文を書き終わってから題名を書いたほうがいいでしょう。
なぜなら、題名から先に考えようとすると、手が止まってしまい、時間がかかってしまうからです。
また、題名を決めて文章にとりかかってしまうと、その題名に縛られて考えてしまうので作業の時間がかかります。
ですので、文章を書き終わってから題名を考えます。
題名の案をたくさん書き出し、その中で気に入った題名を選ぶのがいいですね。
題名を書くポイントは、次の通りです。
1.自分と本とを関連付ける
読書感想文で取り上げる本は、自分と何らかの共通点があると思います。
本文にも書くと思いますが、題名に書くという方法もあります。
2.その本を読んで思ったことを表現する
詳細は本文に書き、「その本を読んでどう感じたのか」ということを簡単に題名に表現します。
「感動した」もいいですが、ネガティブに感じたのなら、それでもいいですよ。
3.最も印象に残ったことを題名にする
その本の中で最も印象的なところ、学んだところなどを題名にするのもありです。
この3つが基本のポイントになります。面白い題名ができるといいですね。
読書感想文の題名の書き方(中学生編)
中学生の場合も小学生と同様、読書感想文を書き終わってから題名を考えるのをお勧めしします。
そして、先ほどの
- 自分と本とを関連付ける
- その本を読んで思ったことを表現する
- 最も印象に残ったことを題名にする
のポイントも、中学生のみなさんも参考にできると思います。
また、もう1つ加えるとすれば、
4.その本のテーマで題名を書く
というのもいいかもしれません。
読んだ本には、それぞれテーマがあると思います。
そのテーマを読み解いて題名にすれば、小学生とは違った中学生の素晴らしい読書感想文の題名になりますよ。
ただ、このような題名を書いた場合、読む人が何の本を読んだのか分からないので、必ず本文には本の題名を書きましょう。
小学生・中学生の読書感想文の題名の例
これまで、小学生、中学生別の題名の書き方をみてきました。
今度は、読書感想文の題名の例をそれぞれのポイントに沿った例をご紹介したいと思います。
1.自分と本とを関連付ける
例としては、
「二十四の瞳」と私
「きみの友だち」が私に教えてくれたもの
などです。
2.その本を読んで思ったことを表現する
例えば、
人生最高の1冊となった「ハチドリのひとしずく」
「ボタンちゃん」なんて嫌いだ
などになります。
3.最も印象に残ったことを題名にする
例えば、
「恵美」は私だった
私にできることをやろう
などです。
4.その本のテーマで題名を書く
例としては
・「友情」がテーマの場合
友だちの大切さ
いじめをなくすには
・「出会い」「感謝」がテーマの場合
私が「ありがとう」と伝えたい人
私の人生を変えた人
・「夢」がテーマの場合
私の夢
夢をあきらめないで
いかがですか。
他にも題名を考えるポイントはありますが、この3つプラス1つのポイントで素敵な読書感想文の題名ができると思いますよ。
また、読書感想文の題名の書き方について、紹介している動画もありますので、参考にしていただければと思います。
この動画はシリーズにもなっているので、他も見てみるといいかもしれませんね。
読書感想文に関する記事はこちらにも書いてますので、あわせてご覧ください。
小学生低学年の読書感想文の書き方〜おすすめの本と例文について〜
中学生の読書感想文の書き方〜おすすめの本と書き出し・例文について〜
高校生の読書感想文の書き方〜おすすめの本と書き出し・例文について〜
また読書感想文と同じく、夏休みの課題とされる自由研究はこちらに書いています。
中学生が一日でできる自由研究のネタ〜1日でできる理科の実験テーマ〜
小学生の自由研究の工作ネタ〜夏休みにできる簡単な工作の作り方とは〜
中学生の自由研究の書き方〜レポートのまとめ方や手順・例について〜
読書感想文の題名は、基本の3つのポイントで書ける!
今回は、小学生、中学生の読書感想文の題名の書き方についてご紹介しました。
- 自分と本とを関連付ける
- その本を読んで思ったことを表現する
- 最も印象に残ったことを題名にする
この3つのポイント、中学生の皆さんはプラス
- その本のテーマで題名を書く
合わせて4つのポイントで読書感想文が書けると思います。頑張ってくださいね。
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