寒露の意味や由来とは?2017年の時期や食べ物・寒露の候の使い方

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日本には春夏秋冬という季節があり、どの時期もその時節ならではの美しさや楽しみがあります。
また一年を24等分して、その区切りに季節の名前をつけたものを二十四節気と言い、寒露(かんろ)はその中のひとつ。「寒」や「露」という感じからも、徐々に寒くなる時期を表しているということが分かりますね。付随する情報も含め、寒露について知っていきましょう。

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寒露の意味や由来や時期について

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寒露の意味・由来

時期的には二十四節気の中で秋分の次、すなわち夏の終わりから秋の初めということになります。一見冬に近い時期をさしているように見えますが、実際は本格的な寒さを迎える前の時期でそろそろ冬の準備を始める頃です。少しずつ寒くなるにつれ、特に早朝にみられると思いますが、草木に露がしたたる様が見受けられるようになります。元来「寒露」とはその露のことを指しており、これが見られるようになった時、季節が冬に向かって歩み始めたしるしとも言えます。

 

寒露の時期

2017でいうと、寒露は108です。今ではこの時期になってもまだまだ暑いことがありますが空気は秋めいてきます。農作物の収穫の季節でもあり、さわやかな秋空とたわわに実った稲のコントラストが秋の装いを引き立てます。

 

 

寒露の頃、寒露の候の使い方

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寒露の使い方

手紙のはじめの時節のあいさつで使われる表現にも二十四節気は使われます。「寒露の頃(候)」を使えるのは、108日から次の時節である「霜降(そうこう)」の前日までの期間にのみ使うことができます。

 

寒露を使った例文

寒露の頃(候)の後に続く言葉としては、例えば

『寒露の頃、朝夕めっきり冷え込んで参りましたが、お変わりありませんでしょうか。』

『寒露の候、日に日に過ごしやすくなってまりましたが、いかがお過ごしでしょうか。』

など、少しずつ涼しく(もしくは寒く)なってきたというようなニュアンスの文章を続けると自然な文章になります。このような文章もルールさえ覚えられれば例文通りに書く必要はありませんので、季節感のあるあいさつ文をぜひ考えてみてください。

 

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寒露の時期の食べ物

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だんだん寒くなってくる季節ですので、体をしっかり温めてくれる食べ物を食べるようにしましょう。収穫の時期でもあり旬の食べ物はたくさんあります。秋の味覚を堪能してください。

 

きのこ類

この時期の旬でもあるきのこは、色々な種類もあり普段の料理にも取り入れやすい食材と言えます。エノキエリンギはバター炒め、しいたけはシンプルに焼いてポン酢で食べると旬の味覚が味わえます。色々な種類を混ぜたきのこご飯もおすすめ。

 

秋の味覚の代表格ともいえる、栗。

甘栗や栗ご飯などがお勧めです。甘くておいしく、また身体をほっこり温めてくれる作用もあるので、これから寒くなる寒露の季節にはぴったりの食材であるといえます。

このほかにも、ししゃも秋鮭などの魚や、芋類などもおすすめです。食欲の秋ともいえる時期、旬の食材をたくさん食べて、冬に備えましょう。

 

「栗ご飯」の作り方(炊飯器レシピ)- How to make Chesnuts Rice(Kurigohan)

 

 

過ごしやすい季節に楽しみながら冬支度

寒露が過ぎればいよいよ本格的な冬支度の始まりです。この時期から少しずつ衣替えなどに手をつけていれば、ゆとりをもって冬を迎えられますね。季節の変わり目という事もあり、寒暖の差が激しい時期でもあります。急に寒くなった時にすぐ対応できるのも、早めの冬支度のメリットかもしれません。
世界の気候に目を向けると、季節の種類がこれほど多彩な国はないといっても良いほどに日本の四季は変化に富んでいます。さらに二十四節気にまで分かれているなんて、日本人は本当に気候の変化を敏感に感じ取って生活しているのだな、とも実感します。寒露とされる10月8日付近は、暑くも寒くもなく非常に過ごしやすい季節です。まさに秋を堪能するにはもってこいの時期でしょう。スポーツや食事、読書など楽しみ方は様々です。是非色々な方法でこの時期を堪能してください。

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