立冬の2018年の時期とはいつ?意味や旬の食べ物・立冬の候の例文

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カレンダーに載っている、「立冬(りっとう)」。一年の後半にみられる季節の表現です。
一度は聞いたことがあるほど、私たちの日常生活に根ざした言葉ですよね。
しかし、立冬という言葉が使われる明確な期間やどのような意味があるのか等、深く知ることで、より日本の季節の移ろいを深く知ることができます。
それでは早速、これらの言葉をひも解いてみましょう。

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立冬の意味や由来や時期について

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立冬とは?

日本における季節の区切りを表す表現は、実は「春夏秋冬」の4区分に分けた「四季」だけではなく、一年を24に細分化した「二十四節気(にじゅうしせつき)」という季節表現があります。私たちが良く知っている立冬も、実はこの二十四節気ひとつなのです。

立冬は、冬の始まりの時期を指します。この頃になると日本列島では紅葉も佳境を迎え、北部では初雪が見られます。日が落ちるのも早くなり、寒さを本格的に感じ始めます。いよいよ冬の始まりを感じ、自然と家路に向かう足取りも早くなっていきますよね。

立冬の時期

立冬と言われる日にちは毎年一緒かというと実はそうではなく、若干ではありますが前後するものです。2018年の立冬は117です。
カレンダー上では11月7日の枠にのみ立冬と書いてあるためその1日だけだと思いがちですが、実は1日きりではなく次の節気を迎えるまでの期間全体のことを指しています。
立冬の次は小雪(しょうせつ)が控えており、2018年の暦では11月22日です。つまり117日から22日までが立冬ということなのです。

 

立冬の使い方と例文

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立冬などの二十四節気はただ日常生活での季節の判断にだけ用いられるのではなく、手紙やメールの冒頭にしたためる季節のあいさつにも役立つものです。

手紙の書き始めに最適な季節のあいさつ

「立冬の候、いよいよ日暮れが早くなり冬本番の空気が感じられるようになりましたが、いかがお過ごしでしょうか。」
というように、立冬という言葉から始めた後に冬が訪れたという趣旨の表現と相手の状況をうかがい知る文章を続けてみましょう。それだけで季節感と相手に対する思いのこもったごあいさつ文にすることができます。

手紙を締めくくる最後のあいさつ

「これからいよいよ寒さも深まり体調を崩しやすい季節となります。どうぞお身体ご自愛いただき、温かくお過ごしくださいませ。」
というように、今の季節ではなく少し先の気候についての表現を盛り込んでから、相手を思いめぐらす一言を付け加えてみましょう。

私が手紙を書く場合は相手によって季節表現も変えるようにしています。相手の趣味や好きなものを盛り込んだあいさつ文にすると、より自分が相手のことを考えている気持ちが伝わります。

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立冬の時期の食べ物とは

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冬本番を迎えるこの時期には寒さから体調を崩しがちになりますので、身体を温める食べ物を積極的にお料理に取り入れてみましょう。
私のおすすめは「しょうが」です。特に温かいお料理(煮物やお鍋など)との相性が抜群なので、冬の日常のお料理にもとても取り入れやすく、身体を温めてくれる代表格の食材なので寒さ対策にも一役かってくれます。

・お鍋の場合は、すりおろしてお鍋のおつゆに溶かします。私のいちおしは、大根おろしとおろしたショウガとを一緒にポン酢に入れて食べるお鍋です。とても手軽にしょうがを食べることができ、水炊きなので手間もかかりません。

お鍋としょうがという組み合わせは冬のてっぱんレシピといえますよね。お鍋の食材はなんでも合いますが、野菜だと白菜や豆苗、お肉やお魚の中だと豚肉や白身魚は特に大根おろしとしょうがによく合います。

・またお料理だけではなく、しょうがと柑橘類を使ってシロップをつくるのもおすすめです。シロップを作ると聞くと手間がかかるのでは…と思いがちですが、作る工程はとてもシンプルで誰でも手軽に作ることができます。

お湯で割って飲めば身体の芯から温めてくれますし、炭酸で割れば自家製ジンジャーエールになります。ジンジャーシロップは作り置きができるので冬の強い味方になりますよね。
この冬に是非トライしてみてください!

ジンジャーシロップの作り方 (How to make ginger syrup.)

 

古から伝わる季節の表現を新しいものとして新鮮にとらえてみましょう

「立冬」だけではなく、二十四節気それぞれの言葉はどれも2つの漢字だけで成っています。その漢字だけで気候がよく表現されていて、それを目にする私たちも何となく季節をイメージすることができますよね。
春夏秋冬いう「四季」だけに目がいきがちですが、二十四節気はカレンダーにも載っているので、是非その言葉たちにも着目してみてください。
肌で感じられる気候の変化とともに目でも季節の移ろいを感じられるようになれば、日本の四季の変化ももっと楽しめるでしょう。

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