お盆のお墓参りの時期はいつ?〜服装や行けない場合・お供え物とは〜

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夏の風物詩といえば、お盆ですよね。お盆は、先祖や故人を敬い、供養する行事。この間にお墓参りに出かける方も多いと思います。
でも、「実際、お盆のお墓参りってどうしたらいいの?」とお盆のお墓参りについて分からない方もいらっしゃることでしょう。
そこで、今回は、お盆のお墓参りの時期や、服装、もし行けない場合の方法までお教えします。これで、今度のお盆のお墓参りは大丈夫ですよ!

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お盆のお墓参り、いつ行けばいいの?

image002-25-300x199 お盆のお墓参りの時期はいつ?〜服装や行けない場合・お供え物とは〜

お墓参りの時期は、お盆の時期である13日~16に行きます。
東京などの都市部は7月15日頃、それ以外の地域では8月15日頃がいいでしょう。
不安であれば、ご家族に前もって相談するのもいいですね。
地域によっては7月13日(8月13日)の「迎え火」の時に「お墓まで霊を迎えに行く」という意味があります。
お墓参りの時に提灯(ちょうちん)に火を灯して、灯したまま自宅まで持ち帰りその火で松の木などを焚き、迎え火とするところもあります。
13日にお墓参りに行く習慣がない場合は、14日~16日のいずれかに行くようにします。

 

お盆のお墓参りでの服装や持ち物について

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お墓参りでの服装は?

初盆や法事の時は、丁寧な供養が必要なため礼服を着るのが通例となっていますが、それ以外のお墓参りの場合は普段着でいいといわれています。
しかし普段着であっても、派手な色の服や露出の多い服は避け、きちんとした服装でお参りすることが大切です。

お墓参りの持ち物は?

持ち物は一般的に、
・生花
・線香
・ロウソク
・マッチ(ライター)
・お供え物(お菓子、飲み物、故人の好きなものなど)とその下に敷く半紙
・ほうき、雑巾などの掃除道具、ごみ袋
・手桶、ひしゃく(寺院などの場所によっては、置いてあるところもあります。)
です。

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生花に関しては、が一般的ですがカーネーションユリまたは故人が好きだった花や季節の花でもいいですね。

掃除のときに、タワシでお墓をこする方もいらっしゃると思いますが、お墓を傷つける恐れがあるので、雑巾でよく拭く程度にしましょう。また、故人に「冷水をかける」のと同じになってしまうのでお墓に水をかけるのもよくないらしいです。

お盆のお墓参りについての動画がありましたので、参考にしていただけたらと思います。
お墓参りの基本作法↓

 

お墓参りに行けない場合は?

image002-25-300x199 お盆のお墓参りの時期はいつ?〜服装や行けない場合・お供え物とは〜

マナーとしては、お盆の期間中よりも早くお墓参りに行くといいです。

それでも、という方はお寺に卒塔婆(そとば)立てとお経をお願いすることもできます。
卒塔婆(そとば)とは、法要やお盆などに故人の供養のために立てる木の細長い板のことです。
お願いするには、卒塔婆料とお布施を支払います。

自宅で供養するという方法もあります。
皆さんはきゅうりやナスに竹串などを刺した精霊馬(しょうりょううま)というものを見たことはありませんか?
その精霊馬を作り、きゅうりの馬、ナスの牛の精霊馬と、お供え物・水・花・お線香を用意し、盆棚に供え供養をします。
その盆棚に必要なものが揃った、お盆セットというものもありますよ。

お盆にこだわらずとも吉日というものはないので、帰省した時など行けるときに行きましょう。家族にその旨を話すといいかもしれません。

また、お盆やお彼岸のマナーに関する記事はこちらにも書いています。

お盆の期間はいつからいつまでか〜由来・意味と新盆・旧盆の時期とは〜

お盆のお供え物ののし・お花・お菓子について〜飾り方やマナーとは〜

お盆の提灯の飾り方・意味について〜期間はいつからいつまで飾るのか〜

お彼岸の意味や時期とは〜由来や春・秋の期間はいつからいつまでか〜

お彼岸のお墓参りの時期はいつなのか〜服装や持ち物・行けない場合〜

お彼岸のお供え物のマナー〜のしの書き方・花・お菓子の選び方とは〜

お盆休みに関する記事はこちらにも書いてますので、あわせてご覧ください。

【2017年】お盆の帰省ラッシュのピークは?東海道新幹線の混雑予想!

【2017年】お盆休みの高速道路の渋滞予測〜上りと下りのピークとは〜

お盆休みの海外旅行〜家族に人気のランキングと格安で行くコツとは〜

 

お墓参りでも、気持ちは大事

お盆のお墓参りではお盆であれば13日~16日に行くこと・初盆や法事以外は普段着でもかまわないこと、お盆中に行けない場合はお盆前に早めに行くのがマナーだということが分かりましたよね。
お墓参りも含め、お盆の習慣は地域によって違うところもあるので、確認したほうがいいかもしれません。
お盆は、毎年あるからとりあえずやっていたという方も私含めいらっしゃるかと思います。
これを参考にして、今度のお盆のお墓参りに出かけ、故人に感謝の気持ちを伝えてみてはいかがですか?

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