現代では有名な行事となったハロウィンですが、海外だけのイベントだと思われていませんか?実はここ数年で日本でもこのハロウィンのイベントを楽しむ人が増えてきているんです!街中や遊園地、飲食店ではハロウィンの日に仮装をしてイベントを楽しみます。
そもそもハロウィンの日にはなぜ仮装をするのでしょうか?さらに「ハッピーハロウィン」といった言葉がありますが、この言葉の由来はなんでしょう?日本ではいつから始まったのか、ハロウィンに対するさまざまな疑問を見ていきましょう!
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ハロウィンの意味や由来って?
それでは、まずハロウィンの意味や由来について!
日本ではハロウィンのイベントが行われ、それぞれが仮装をしたり自分なりの楽しみ方をします。そして海外では子供たちが仮装をし、近所の家を周ってお菓子を貰います。
現代ではハロウィンは楽しい行事であるという認識ですが、ハロウィンの本当の意味は楽しむことではありません。ハロウィンはケルト人という民族が始めました。ケルト人は中央アジアの草原から馬と車輪付きの乗り物を持ってヨーロッパに渡来しました。
ハロウィンは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事です。ハロウィンの本当の意味は仮装をして楽しむことでも、お菓子を貰うことでもないのですね。
なぜ仮装するの?ハッピーハロウィンにハッピーと付く理由
なぜハロウィンの日には仮装をするのでしょうか?そして、ハロウィンは悪霊を追い払う行事だというのに、なぜハッピーと付くのでしょう?その理由についても迫っていきましょう!
ハロウィンに仮装する意味は?
そもそもハロウィンの日に仮装をする意味ですが、先程お話した「悪霊が出る」という点が関係しています。ハロウィンの間には悪霊が出ると同時に、時間が止まるとも言われています。その時に悪霊たちが人間に取り付こうとするのです。
取り付こうとする悪霊たちから身を守るため、幽霊の仮装をし「私たちは霊だ、仲間である」という素振りを見せるため仮装をするのです。
ハロウィンにハッピーが付く意味
ハロウィンの時期には「ハッピーハロウィン」という言葉を聞きますよね。悪霊たちを追い払う行事なのに、なぜ「ハッピー」と付くのか疑問ですよね。
ハロウィンは悪霊を追い払う行事であるとともに、秋の収穫を祝う行事でもあります。秋に食物の収穫を祝い、その祝いの言葉として「ハッピー」が付くのです。
日本でハロウィンが始まったのはいつ?2017年の開催日!
ここ数年でハロウィンを楽しむ人が増えましたが、日本ではいつから始まったのでしょうか?そして開催日の由来と、2017年のハロウィンの開催日も調べてみました!
日本でハロウィンが始まったのはいつごろ?
日本のおもちゃメーカーが1970年代にハロウィン関連商品を発売しました。そして同じくそのおもちゃメーカーが1983年に商品の販売促進として日本で初めてハロウィンパレードを開催しました。
さらに1997年に神奈川県のJR川崎駅前でハロウィンパレードが開催され、同じ年にはディズニーランドでハロウィンイベントが開催されました。これを始めとし、ハロウィンが多くの人に知られるようになりました。
こちらは川崎のハロウィンパレードの様子です。本格的な乗り物やそれぞれこだわりの仮装をしていますね!道を封鎖して行われるパレードは、見るからにとても楽しそうです。
川崎ハロウィンパレード2016 グループA
ハロウィン開催日の由来と2017年の開催日!
毎年10月31日に開催される理由ですが、この行事を行い始めたケルト人の1年の終わりが10月31日で、この夜は夏の終わりを意味し冬の始まりでもあります。この時期には有害な精霊や魔女が出ると信じられていました。だからこそこの時期にハロウィン行事を行い、霊たちを追い払うのです。
そして2017年のハロウィン開催日は10月31日火曜日です。開催日の翌日も平日ですから、楽しさのあまり仕事や学校に影響が出ない程度に楽しみたいですね。
それぞれのハロウィンを楽しもう!
私も以前は、毎年ハロウィンの日には仮装をして遊びにいっていました。遊びに行った先は遊園地でしたが、年々人が増えているように感じました。ハロウィンを楽しむ人が増えるにつれ、過度な仮装や行き過ぎた行動で逮捕される人もいます。ハロウィンを楽しむ時は、やりすぎない程度に楽しんでくださいね。
そしてハロウィンは地方でも楽しむことができます。欧米系島民が多数在籍する小笠原村父島では、子供たちが大勢参加しハロウィンを楽しみます。さらに海外の観光客が多い長野県白馬村では仮装コンテストなどのイベントが行われています。
今年のハロウィンは足をのばして、地方で楽しんでみてはいかがでしょうか?
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