寒中見舞いのはがきのビジネス文例〜取引先・上司・喪中時の書き方とは?〜

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寒中見舞いとはその名の通り、お正月明けの寒い時期に相手の身体や健康を気遣うための便りのことを指します。大体「寒中見舞い申し上げます」という一文から始まります。
しかし実は相手方の具合伺いの役割とは別に、相手が喪中のため年賀状が出せなかった場合の、いわば年賀状の代わりとして出すことのできるのが寒中見舞いです。
相手の状況によって、効果的に寒中見舞いを出すと相手との関係性もより密で濃いものが築けそうですね!
さて今回は、そんな寒中見舞いをビジネス上のやり取りで活用する場合の書き方や例文をご紹介していきます。
会社上での付き合いとはいえ、相手先との信頼関係の構築は必要不可欠なものです。
状況に応じて寒中見舞いを出す場合に備え、正しい知識を身につけておきましょう!

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ビジネスの寒中見舞いの書き方とポイント

image002-13-300x185 寒中見舞いのはがきのビジネス文例〜取引先・上司・喪中時の書き方とは?〜

まず初めに寒中見舞いに盛り込みたい時候の挨拶や季節感のある文言、結びの挨拶を紹介していきます。

時候の挨拶

「寒中見舞い申し上げます」と書き始めたら、時候の挨拶を続けましょう。
必ず書かないといけないというわけではありませんが、書いてあったほうがきちんとした印象になります。
特に相手先がビジネス関係の場合は、書いておいて損はないでしょう。
・寒さが一段と厳しい今日この頃
・毎日寒い日が続きますが
・今年の冬は例年にも増し厳しい冷え込みですが
など、冬の寒さを文面から感じられるような表現を盛り込むと寒中見舞いを出す時期(大体1月7日から2月5日にかけて)がよりリアルに感じられ、季節感のある便りになります。
また、時候の挨拶の次には
・いかがお過ごしでしょうか。
・風邪などお召しになられていませんでしょうか。
・温かくしてお過ごしですか?
など相手のことを伺う文章を続けると良いですね!

季節の挨拶

ここでは、どのような状況で寒中見舞いを書いているかによって色々なバリエーションがあります。
例えば
・この度は大変結構なお年賀を頂戴いたしましてありがとうございました。
・旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
・新年のご挨拶が遅くなり、申し訳ございません。
など、寒中見舞いを出すに至ったお正月のことを書くとより季節感が生まれますね。

結びの文章

遅くても2月の初めまでに出すのが寒中見舞いです。
その頃の時期以降もまだ冬の季節。暖かくなるまでにはもう少し時間がかかるので、それまでの間相手の健康を気遣う文言を結びとするとよいですね。
さらにビジネス相手の便りですので、今後の関係性のさらなる構築についても言及するとより関係が築きやすくなるでしょう。
・まだまだ寒い日が続きます。どうぞ引き続きご自愛ください。
・本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
・今年も御社の益々のご発展を祈念いたしております。
など、これらを参考に是非ご自分の文章を考えてみてくださいね!

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ビジネスの寒中見舞いのハガキの文例

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それでは、上記のような文言を使って早速いくつかのパターン別に全文を考えてみましょう。

相手が取引先の場合

寒中お見舞い申し上げます
寒さが一段と厳しい今日この頃、御社におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
今年も変わらぬお付き合いの程 よろしくお願い申し上げます。

相手が上司の場合

寒中お見舞い申し上げます
毎日寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
年末年始が慌ただしく過ぎてしまったとはいえ、年始のご挨拶が遅くなり大変申し訳ございません。
今年も、少しでも多く会社に貢献して参る所存です。変わらぬご指導のほどお願い申し上げます。

まだまだ寒い日が続きます。どうぞご自愛ください。

喪中の相手に対して、年賀状の代わりに送る場合

寒中お見舞い申し上げます
ご服喪中でいらっしゃるとお伺い致しましたので、年頭のご挨拶は控えさせて頂きました。
今年の寒さは例年に比べても厳しいものですが、いかがお過ごしでしょうか。
○○様がいらっしゃらなくなった寂しさが、この季節の寒さに拍車をかけている事かと存じます。
どうぞご風邪などお召しになりませぬようご自愛くださいませ。

この時期の日本は空気も澄んで寒く、美しい風景が至るところで見られます。

動画と共に、1月の日本の風景がどのようなものか見てみましょう。

January in Japan

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相手への思いやりの気持ちを寒中見舞いで表現しよう

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寒中見舞いは年賀状とは切っても切れない密接な関係にあります。
何かの理由で年賀状が出せなかった(出さなかった)場合には寒中見舞いをきちんと送ることで、今後の相手との関係をよりよくしていきたいものですね。
しかしながら注意したいのは、会社によって「年賀状等のやり取りをしない」という社則を持っている会社もあります。こういった会社の人に対しては、寒中見舞いも同様に送る必要はないといえます。むしろ送ってしまうと相手方にかえって気を遣わせてしまうことにもなりかねます。
相手の置かれている立場は把握しつつも、出せる相手には是非寒中見舞いを送って、新しい一年もより良い関係を築いていきましょう!

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