秋分の日の由来や食べ物をおはぎにする意味とは?2017年はいつなのか

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秋といえば、読書・スポーツ・グルメなど、色々なジャンルを楽しむことができる最高の時期ですよね!私も秋になるとおいしい食べ物の誘惑に翻弄され、ついつい食べ過ぎてしまいます。気持ちの良い季節、好きなことを満喫したいですね!
この時期にやってくる祝日が「秋分の日」です。思う存分楽しめるよう、そして秋分の日には何をしたらよいのかついて詳しくみていきましょう!

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秋分の日の意味や由来とは?

image002-19-300x200 秋分の日の由来や食べ物をおはぎにする意味とは?2017年はいつなのか

秋分の日とは、二十四節気(一年を24に分け、その一つひとつに季節をつけたもの)のうちの一つで、最も聞きなじみのある季節表現のひとつだといえます。

では、どういう意味合いのある日なのでしょうか?

 

秋分の日とはなんだろう?

秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」という趣旨をもって制定されました。なぜそのような意味合いになったかというと、この頃の季節には太陽が極楽浄土のある真西に沈む時期であるからと言われています。

このような意味合いから、秋分の日はお彼岸(おひがん)という秋の習慣に大きく関係しています。というのも、この秋分の日を真ん中にした前後3日間、計7日間のことを秋彼岸(あきひがん。春彼岸もあります。)といって、先祖のお墓参りなど、まさに先祖をしのぶ期間とされているのです。秋分の日の前3日のうちの初日を「彼岸の入り」、後3日のうちの最終日を「彼岸の明け」とも言います。

お彼岸にはおばあちゃん家に行くというイメージがありますが、この期間田舎に帰省したりお墓参りに行った記憶がある、もしくは今もその習慣を続けているという人々も多いのではないでしょうか。

このような習慣はいつになっても絶やしていかないようにしたいものですね!

 

 

2017年の秋分の日はいつ?

image002-19-300x200 秋分の日の由来や食べ物をおはぎにする意味とは?2017年はいつなのか

秋分の日は923日頃とされています。「頃」というのは、年によって若干の前後があるためです。

9月23日である理由は、この日がちょうど昼と夜が同じ長さである、ということ。

夏はお昼が長いし、冬は夜が長いですよね。その変わり目が秋分の日となります。この昼と夜の流さの違いは1年365日を通して変わっていきますが、実際のところ1年は365日ちょうどではなく、6時間ほど多いのです。これを調整するのが閏(うるう)年で、これとの兼ね合いによって秋分の日は921日から24日までのいずれかと言われています。

2017の秋分の日は、923です。

 

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秋分の日の食べ物

image002-19-300x200 秋分の日の由来や食べ物をおはぎにする意味とは?2017年はいつなのか

お彼岸といえば、おはぎ!

おはぎとはもち米にあんこやきなこをコーティングした和菓子です。

今では年中食べられるようになりましたが、砂糖が貴重な時代には甘いものを作るという事は大切な行事の時だけでした。また、小豆(あずき)という食べ物には、邪気をはらうという意味合いもあります。つまり、ご先祖様のために貴重な砂糖を使って邪気を取りはらおうということで、おはぎが作られるようになったのです。

 

おはぎ?ぼたもち?

「おはぎ」も「ぼたもち」も、姿かたちはほとんど同じですが、実は食べる時期に違いがあります。

お彼岸には秋彼岸のほかに春彼岸があります。春彼岸も秋同様の区切り(昼夜の時間の長さ)をもつ日で、春彼岸を超えると昼が長く、秋彼岸を超えると夜が長くなっていきます。

どちらの季節でも、もち米にあんこなどをコーティングした和菓子を食べるという習慣があるのも一緒です。実はこの季節の違いによっておはぎかぼたもちか、名称が変わるのです。

春彼岸に食べるのがぼたもち秋彼岸に食べるのがおはぎです。

分かりやすい見分け方は、漢字に変換することです。「ぼたもち」は「牡丹餅」。春に咲く花、牡丹(ぼたん)に見立てられたのです。そして「おはぎ」は「お萩」。萩に見立てられました。このことからおはぎとぼたもちは、物でも地域でもなく季節の違いによるものだという事がわかりますね!

 

おはぎ以外の秋彼岸に食べたい食べ物

おはぎ以外にも、せっかく食べ物がおいしい秋ですから、旬のものをおいしく食べたいものです!おすすめの食材は

・秋鮭

鮭であれば似てよし焼いてよしの万能食材です。

・栗

秋の代表的な食べ物と言えますね。栗ご飯など季節を感じる献立を考えてみましょう!

・きのこ

これも秋の味覚の最たるものです。きのこと秋鮭のホイルなどは一度に季節を感じられますね!

 

また、レシピとしては精進揚げがオススメです。精進揚げとは簡単に言うと野菜の天ぷらです。

肉や魚のない植物性の料理のことを精進料理という事から野菜の天ぷらを精進揚げとも言います。旬の野菜を直接堪能できる調理法ですので、是非試してみてくださいね!

 

「野菜天ぷら」下ごしらえ(まかない道場!)

 

 

秋分の日の意味を知って、日本の習慣を大切にしよう

先祖を敬う期間として設けられた秋分の日。なぜこの日があるのかということを知るだけで単純に祝日を楽しむことだけではなく、その日の持つ意味に沿って何かできるようになるのではないでしょうか。
私たちがこの世に生を受けられたのも、先祖あってのことです。その人たちのことを想うだけでも供養になりますし、実家に帰省したりお墓参りに行ったりする等の具体的な行動に移せばなおさら喜ばれるでしょう。ここ数年で秋分の日を含めた大型連休が多くなり、休みを満喫しやすくもなりました。先祖に対して感謝の気持ちを忘れずに休みを大いに楽しんで、今を悔いなく生きたいですね!

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