日本の神社やお寺の中でも最も初詣の人気がある、川崎大師。
あらゆる災いや厄を取り除いてくれるとして全国各地から参拝者が訪れるお寺です。
初詣ともなると毎年大混雑していますが、歳のはじめに厄除けの恩恵は是非受けておきたいものですね。
川崎大師での初詣について詳しく見ていきましょう!
Contents
川崎大師の初詣の期間と屋台の情報
まず川崎大師がどのようなお寺なのかご紹介していきます。
川崎大師とはどんな神社?
川崎大師とは、厄除けの大師が祀ってあるとして長く庶民に親しまれているお寺です。
通称「厄除弘法大師」とか「川崎大師」とか呼ばれていますが正式な名称は「金剛山 金乗院 平間寺」と言います。
厄除弘法大師というとあまりイメージが沸きませんが、「空海」というと聞きなじみがありませんか?実は空海こそが厄除弘法大師なのです。
空海が御本尊のこのお寺は平安時代末期に開門され、厄年の厄除けや所願成就の護摩祈願ができることもあり、特に初詣には多くの人でにぎわっているのです。
川崎大師の屋台や仲見世通りとは?
川崎大師に至るまでの表参道の屋台や仲見世通りは大変規模が大きく、誰もが楽しめるものとなっています。
まず屋台についてですが、大師表参道にとどまらず境内にまでずらりと並んでおり圧巻です。
寒い冬に屋台で楽しむB級グルメは余計においしく感じますよね!
初詣は寒いこと必至なので、屋台グルメで温まりながら初詣に臨んで下さいね!
次に仲見世通りについてですが、ここでの名物はなんと言っても「飴切り」です。
飴を切っていく様子を店頭で実践しているさまは、まさに川崎大師の最たる風景のひとつと言えるでしょう。
また、最近は動画のように小刻みにリズムを刻みながら飴を刻む「飴切りロボット」なるものもいるそうですよ!
お土産には飴を、お土産話には飴切りロボットの話、というのも良いですね!
川崎大師の参道を歩く 飴切りロボットも登場
屋台も仲見世通りも2017年12月31日23:00ごろから営業が始まり、2018年の元旦は深夜(もしくは終日、各店舗によります)まで営業しています。
それ以降も三が日は朝10:00から夜20:00頃まで営業していますので、多少混雑を覚悟しながらも屋台や仲見世通りを楽しむというのも初詣の風情を感じられるでしょう。
参拝期間と時間
川崎大師での年末年始の開門時間は、通常の朝6時から18時ではなく変則的になります。
下記が年末年始の参拝可能なスケジュールです!
大晦日(12月31日)は朝6時から終日開門
元旦(1月1日)は大晦日に引き続き開門しており、20時30分閉門
1月2日・3日は共に朝6時開門、19時30分閉門
1月4日~7日と1月中の日曜、祝日は朝6時開門、18時30分閉門
となっています。
屋台や仲見世通りなどの見どころのほかにも、御本尊までの道中には「薬師殿」などの建立物なども見ることができます。
楽しみながら参拝に向かう事ができますね。
混雑を避けたいという場合も実はこの日程の中で混雑度合には波がありますので、それぞれの初詣の楽しみ方に合った時間帯を選んで赴くことがとても大事です。
どの時間がどのような状況なのか、次にご紹介していきます!
川崎大師の初詣の混雑する期間や時間帯は?
初詣といえばカウントダウン!というイメージがあることからも想定できるように、やはり大晦日23:00頃から翌元旦の2時から3時ごろまでが最も混雑する時間帯です。
この時に川崎大師にいれば、にぎやかな中で新年を迎えられる事は間違いありません。
また、屋台や仲見世もこの時間帯が一番にぎわっています。
混雑を避けたいけど元旦にどうしても参拝したい場合は、早朝がオススメです。
むしろ、川崎神社は通常朝6時からしか開門しません。
大晦日から元旦で通しで開門している機会に、朝4時から6時にかけて等の早朝の時間帯に参拝へ行くという事も、一層特別な感じがしますね!
とにかく混雑を避けたいという場合、時間帯的におすすめなのは閉門間近もしくは早朝という事になりますし、日程的におすすめなのは三が日以降という事になります。
川崎大師のアクセス情報
川崎大師の住所は、
神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
そして、その周辺地図がこちらです!
地図からもわかるように、駅からも近く大変行きやすい場所にあるお寺です。
最寄り駅は京阪急行電鉄の大師線の川崎大師駅です。この駅から徒歩8分程で川崎大師に到着です。
それではまず、川崎大師駅までのアクセスをご紹介します!
東京・横浜方面からのアクセス
JR品川駅、もしくはJR横浜駅からそれぞれ京阪急行電鉄本線に乗り換えて京急川崎駅へ行きましょう。
京急川崎駅に着いたら、大師線に乗り換えて川崎大師駅まで向かいます。時間にしておよそ35分程度で到着することができます。
空港からのアクセス
空港から向かう場合は、羽田空港国内線ターミナルに京阪急行電鉄の駅がありますので、その京急空港線を利用し京急蒲田駅で京急本線へ乗り換えとなります。
京急蒲田駅から川崎駅まで移動したら、大師線に乗り換えて川崎大師駅へ向かいます。時間にしておよそ40分程度です。
JR川崎駅からのアクセス
京阪急行電鉄以外に、JR川崎線の東口から川崎臨港バスが運行しています。
バスに乗る場合は「大師行き」というバスに乗れば乗り換えなしで到着することができますので、JR川崎駅が最寄りの場合はバスが最も楽に向かう事ができるでしょう。川崎駅から大師駅までおよそ25分と好アクセスです。
なお川崎大師は700台収容できる無料の駐車場がありますが、参拝客も全国でトップクラスを誇るほど膨大ですから車で初詣に行くのはおすすめしません。
駐車場に入るのにも時間を使うし、参拝にも長時間並ばなければならず、寒空の下では余計に身にこたえるでしょう。
交通規制もありますので、いつものルートでは通れないという場合も考えられます。
どうしても車で行かれる場合は、ピークをずらすようにしましょう。
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厄除けしてよい一年を!
神社やお寺によってご利益は様々ですが、厄除けの神様として名高い川崎神社は日本でもトップクラスの初詣参拝客数を誇っています。厄除のご利益だけではなく、屋台や仲見世でグルメを堪能できたり駅からも行きやすいなど、初詣に赴くにはとても行きやすい神社だといえますね。新年早々厄払いをして、新しい一年のスタートを良い形で迎えましょう!
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