初詣の着物の種類とマナー!振袖や小紋の防寒対策には羽織を選ぶ!

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新年の一番最初の行事である、初詣。
新しい第一歩を踏み出すこの機会に、着物でスタートしてみるというのはいかがでしょうか。
洋服が主流の現代、なかなか着物を着る機会も減ってきてしまい、着ること自体に高いハードルを感じがちですが実はそうでもないのです。
着物について、そして初詣で着物を着るという事について知識を身に着けていきましょう!

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初詣で着る着物のマナー、格

image002-29-300x200 初詣の着物の種類とマナー!振袖や小紋の防寒対策には羽織を選ぶ!

一言で「着物」といっても実は色々な種類があり、それによって格付けされています。
時と場合、そして自分の立場によってふさわしい着物も変わりますのできちんとした知識を身に着けておきましょう。

着物の格を知ろう!

それでは早速、着物の種類とその格付けをチェックしていきましょう!
最上級の格の着物は、礼装用の「留袖(とめそで)」「本振袖」です。
結婚式で親族が着る着物など、最も格式高い場で着る着物がこれにあたります。
既婚者は黒の留袖、未婚者は華やかな本振袖がふさわしいとされています。
次いで格が高いのは「訪問着」です。
これは留袖や本振袖よりワンランク落とした略式の礼装ということになります。
例えば結婚式で一般の参列客が着る着物はこれに当たります。
留袖や本振袖とは違い、未婚・既婚の縛りはなく、誰でも着ることができ、きちんとしたパーティなどの場でもふさわしい礼装ということになります。
そして、正装は求められていないけれどもある程度きれいな佇まいをしたいときには、「小紋」がふさわしいでしょう。
小さな柄が施されておりとてもファッショナブルな着物です。

 

初詣で着る着物の種類

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では初詣ではどのような着物がふさわしいのでしょうか。分野別にご紹介していきます!

どの格の着物を着る?

一年の最初のイベントとして張り切って着物を着たい!という方には振袖がオススメです。
フォーマルに、そして華やかに着こなすことができれば良いスタートが切れそうですね!
また人の多い場所への初詣へ行くことを考えている場合は、振袖よりもカジュアルで動きやすい小紋のほうが良いでしょう。
振袖にしろ小紋にしろ、色柄ともに華やかなものを身にまとって新しい一年を明るく迎えましょう。
特に色味に関しては、寒い冬にだからこそ暖色系の色を選ぶと良いですね。
人が多い場所で着物を着る時に気になるのが着崩れ。
歩き方をはじめ立ち振る舞いを見直すだけでも軽減させることができます。こちらの動画を参考にしてみて下さいね!

 

着物(きもの)外出時マナー ❖日本通TV

 

着物の生地について

着物というと、汚れたら大変だからなかなか着る気にならないという場合もありますよね。
また、1月ともなると寒さも本格的でなかなか着物に手がのびないという事情もあるようです。
そんな寒い季節にぴったりなのが、袷(あわせ)と呼ばれる裏地付きで仕立てられた着物です。
単衣(ひとえ)のものに比べて防寒に優れており、初詣にもピッタリですね。
さらに、汚れが気になる方にはポリエステルの着物がおすすめです。
お家で洗える着物として今とても注目されているのです!
しわにもなりにくく保管も簡単。現代的でおしゃれな柄も多く、手軽に着物を着られるようになりますね!

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初詣で切る着物の防寒や注意点

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とはいっても、着物だけで1月の寒空を乗り切るのはとても過酷。
着物を着ているときの防寒具はどうしたらよいのでしょうか。

上に羽織る際のおすすめは?

着物の上に防寒着を羽織って寒さをしのぐ場合のおすすめグッズを紹介します!

羽織

着物を着た時にもっともメジャーな上着が「羽織」です。
羽織の長さや羽裏(羽織の裏地)、羽織紐(羽織に着ける紐のこと)などの細かい部分のおしゃれも楽しめる冬ならではのアイテムです。
着物との絵柄の組み合わせでのコーディネートも楽しみたいですね!

ショール

着物用でもそうでなくても重宝するのがショール。
ボリューム感のあるものを選べば着物との相性も抜群で着こなしも楽しむことができます!

コート

着物にコート!?と思われるかもしれませんが実は和装用のコートがあるのです。
洋服のコートと違って衿や袖まわりがゆったりとしているので、コートの中で着物の布がよれてしまうというようなこともありません。

インナーで防寒!

着物の上から上着を羽織るという方法のほかに、着物の中に下着を着こむという寒さ対策もあります。
特に最近では、発熱や保温作用のある繊維を使った肌着がお手頃に手に入りますので、寒い日の着物ファッションに是非取り入れたいですね。ただし、着物を着た時にインナーが見えないかどうか確認を忘れずに行いましょう!
さらに、着物の着付け道具(足袋や和装用ストッキング、衿芯など)にも同じような効果のあるものが増えてきました。これらを活用して、寒さを気にせず初詣を楽しみましょう!
またホッカイロを事前に貼っておいても良いですが、低温やけどに注意しましょう。

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寒さを気にせず、新しい気持ちで初詣を迎えましょう!

着物に慣れている人もそうでない人も、初詣を着物で迎えると日本人的な楽しみ方を堪能できますし背筋も伸びて新しい一年を気持ちよく迎えられそうですよね。
難しそう…と敬遠しすぎず、初詣という機会に着物の着こなしを楽しんでみましょう!

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