おせち料理の簡単人気レシピ6選!黒豆・数の子・栗きんとんは手作りで!

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来たる新年に向けて、おせち料理を手作りしようと意気込んだものの、どうやって作っていいか分からない・・・それもそのはずです。
お正月でしかお目にかからない料理がほとんどなのですから。
特に難関なのは、一段目に詰められる祝い肴と口取りでしょう。私自身も、栗きんとんは作るものではなく、スーパーで買ってくるものだと幼い頃から思っていました。しかし、自宅のキッチンで黄金の栗きんとんが出来上がったら、感動しませんか?きっと、自信を持って新年を迎えられるはずです。
今回は、そんな一の重の料理の簡単なレシピをご紹介します。

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祝い肴・口取りの簡単な作り方

image002-3-300x174 おせち料理の簡単人気レシピ6選!黒豆・数の子・栗きんとんは手作りで!

各ご家庭で、毎年用意する料理は異なってくると思います。ここでは、祝い肴の「田作り・黒豆・数の子」と口取りは「栗きんとん・昆布巻き」をご紹介します。

【祝い肴のレシピ】

祝い肴はおせち料理にとって欠かせない代表的な料理と言えるでしょう。下処理の必要な食材は多いですが、料理は思いのほか簡単です。

田作り

〈材料〉
・ごまめ(50g)
・砂糖(大さじ1)
・醤油、酒、みりん(それぞれ大さじ1/2)
・白ごま(適量)

〈作り方〉
1.温めたフライパンに油を薄くひいて、ごまめをカリカリになるまで炒めます。
2.ごまめを一度取り出し、白ごま以外の調味料を入れて煮立たせます。
3.2が煮立ってとろみがついたら、ごまめを入れてよく絡ませます。
4 .3を冷まして、白ごまを振って完成です。

〈ポイント〉
ごまめを炒る時は焦げ付かないように注意してください。カリカリになるまで時間がかかりますが、そこは根気強く!

 

黒豆

〈材料〉
・黒豆(2.5カップ)
・お湯(1リットル)
・砂糖(250g)
・醤油(大さじ3)
・塩(少々)

〈作り方〉
1.黒豆は前日からあらかじめ水に戻しておきます。
2.翌日に黒豆を優しく洗います。
3.鍋にお湯と調味料を混ぜて、黒豆を煮始めます。
4.一煮立ちしたら火を止めて、冷暗所で一晩冷まします。
5.翌日に弱火で再度煮て、豆が指で潰れるくらい柔らかくなったら完成です。

〈ポイント〉
豆を水で戻したり、一晩冷ます工程で2日はかかります。黒豆を作る際は、日数に余裕をもって作ってください。また、黒豆はつやつやとした表面が命なので、煮込みすぎには注意してください。

 

数の子

〈材料〉
・塩数の子(300g)
・水(600ml)
・鰹節(ひとつかみ)
・醤油、酒、みりん(それぞれ大さじ1)
・塩(適量)

〈作り方〉
1.数の子は作る前日に、水につけて塩抜きをしておきます。
2.数の子の塩分が少し残っている状態になったら、薄膜をむいておきます。
3.水(600ml)を沸騰させて、鰹節で出汁をとります。
4.出汁が取れたら、調味料を入れて一度煮立たせた後に冷ましてください。
5.4が十分に冷めたら味見して薄いようであれば塩で調節してください。
6.5に数の子を漬け、一晩冷蔵庫で味をしみこませて完成です。

〈ポイント〉
塩数の子は、塩分がほんのりと感じられるくらいに塩抜きできている状態が理想的です。調整に使う塩はお好みで結構です。

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【口取りのレシピ】
かまぼこや伊達巻きは、家で作るのはちょっと根気が要りますが、栗きんとんと昆布巻きは簡単に作れます。美味しく作れたら、きっと次の年もまた作りたくなるはずです!

栗きんとん

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〈材料〉
・さつまいも(300g)
・栗の甘露煮(100g)
・甘露煮のつゆ(100ml)
・くちなし(2個)

〈作り方〉
1.さつまいもは厚めに皮をむいて、輪切りにしておきます。
2.鍋にさつまいもを入れて、芋が隠れるくらいに水を注ぎ、くちなしを入れて火が通るまで煮ます。
3.さつまいもが柔らかくなったら、ボウルなどに入れて甘露煮のつゆと合わせたらフードプロセッサーでなめらかになるまで混ぜます。
4.3に栗の甘露煮をざっくりと混ぜ込んで完成です。

〈ポイント〉
フードプロセッサーが無い場合はミキサーでも構いません。繊維質の多いさつまいもを使う場合は、 細かくした後に布巾などでこしてもいいです。

 

鮭の昆布巻き

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〈材料〉
・煮物用昆布(5枚)
・刺身用鮭の切り身(1冊)
・かんぴょう(10本)
・水(600ml)
・醤油(大さじ2)
・酒、みりん(それぞれ大さじ1)

〈作り方〉
1.昆布は水(600ml)で柔らかくなるまで戻しておきます。この水は後で煮込む時に使う出汁になるので残しておいてください。
2.刺身を3cm幅ほどに長く切り、昆布で巻きます。
3.巻き終わったら、水で洗ったかんぴょうで2箇所くらいで結びます。
4.1で使った水に調味料を混ぜて、鍋で煮立たせます。
5.4が煮えたら昆布を入れ、弱火にして落し蓋をしてください。
6.汁気がなくなったら完成です。

 

おまけ

口取りにはかまぼこが入りますが、そのまま切っては味気ない感じもしませんか?かまぼこの飾り切りの方法の動画を是非ご覧ください。一味違ったおせち料理に変わるはずです!

おせち飾り切り_ちょうちょの作り方

飾り切りは他にも種類がありますが、ちょうちょの切り方は初心者でも簡単だと思います。是非挑戦してみてください。

 

一の重は特別!

一の重では、詰める料理にも詰め方にも由来や、ルールがあります。
特に、祝い肴の3点の料理は家族の健康と繁栄を祈願したもので欠かせません。
口取りとする料理はいくつかあり、各ご家庭で選ぶ料理は異なってくると思いますが、恐らく由来や意味を考えながら重箱に収めるはずです。
一の重は、今年一年は家族にこうあって欲しいという願いのこもった象徴になる段になるのです。

一番最初に蓋を開けて目に飛び込んでくる、おめでたい料理の数々に、新年の期待を寄せずにはいられなくなります。自分で作った一の重なら尚のこと、新年から自信がみなぎることでしょう。作る際には、是非とも新年に思いを馳せてみてください。

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