春・秋と1年に二度来るお彼岸。ご先祖様のお墓参りに行くという方も多いと思います。
しかしお彼岸の時期のお墓参りってどうするか詳しくは分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、お彼岸のお墓参りはいつ行けばいいのか、服装や持ち物、もし行けない場合はどうしたらいいのかまとめましたので、ご紹介したいと思います。
お彼岸のお墓参りの時期は?
お彼岸は春・秋と1年に2回あります。
時期は春であれば春分の日(3月20日ごろ)の前後3日間・合わせて7日間
秋であれば秋分の日(9月23日ごろ)の前後3日間・合わせて7日間となります。
時間や日にちには特に決まり事はないのですが一般的には時間は午前中~夕方(午後3時くらい)までにはお墓参りを済ませた方がいいでしょう。
中日の春分の日・秋分の日にお墓参りに出かける方も多いですね。私の家族も中日の日にお墓参りに出かけますよ。
服装や持ち物は?
お墓参りでの服装
お彼岸の時期のお墓参りの服装は特に何もなければ普段着で大丈夫です。しかし露出した服や派手な色の服は控えた方がいいです。
親族の方とのお墓参りの場合はきちんと礼服や黒い色の服でお参りしましょう。法要の場合はマナーとして礼服を着ます。
持ち物は?
宗派や地域によって違いはありますが一般的なものは次の通りです。
数珠
普通はなくても大丈夫です。
お線香
ばらさずに、束で持っていきます。本数は宗派によって違いますが1本のところがほとんどです。代表の方が一束供えてもいいでしょう。
ロウソク
マッチ(ライターでも可)
手桶とひしゃく
霊園によっては置いてあるところもあります。
お花
本数は2~6本程度にしましょう。
とげのある花や香りがある花は避けましょう。
不安な方はお花屋さんに相談してみましょう。私はスーパーなどで売っているお墓用の花を供えていますよ。
お供え物(お菓子や果物など)・お供え物の下に敷く半紙
お供えは衛生的な事を考えるとしないほうがいいですが、もしお供えをしたいのであれば持ち帰りましょう。私はお供えをしたら「お下がり」として食べていますよ。また一度お墓にお供えしたものを仏壇などにお供えしてはいけません。
ほうきや雑巾などのお墓を掃除する道具
場合によってはごみ袋やペットボトルなども持っていくといいです。ゴミ袋は枯れた花やお墓を掃除した時に出るごみなどを入れて持ち帰ることができますね。
動画ではお彼岸のお墓参りでの服装や持ち物について紹介しているのでこちらも参考にしていただければ幸いです。
お墓参りに行けない場合は?
仕事や家族の用事などでお彼岸の時期にお墓参りに行けない場合もありますよね。
その場合はお彼岸以外でも行けるときにお墓参りに行くようにしましょう。
お墓参りはいつでもいいのです。また仏壇に手を合わせお祈りするだけでも十分ご先祖様に届きますよ。
大切なのはご先祖様や故人を大切に思う気持ちですからね。
また、お彼岸のマナーに関する記事はこちらにも書いています。
お彼岸の意味や時期とは〜由来や春・秋の期間はいつからいつまでか〜
お彼岸のお供え物のマナー〜のしの書き方・花・お菓子の選び方とは〜
やはり気持ちが一番!
いかがでしたか?
・お墓参りはお彼岸の春分の日・秋分の日を中日に前後3日間のいずれか
・服装は普段着で構わないこと
・そもそもお墓参りはいつ行ってもいいものなので行けない場合は行けるときに行くこと
などが分かりましたね。
特に大切なことはお彼岸だからとかではなく、ご先祖様や故人を大切に思う気持ちだということです。
私も行けないときは仏壇に手を合わせていましたね。
今の時代はお墓によってインターネットでもお墓参りができるそうです。
いつの時代になってもご先祖様や故人を思う気持ちを大切にしたいものです。
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