お中元の意味や由来とは〜贈る時期のマナーはいつからいつまでか〜

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夏になるとやってくるのがお中元ですよね。
私も毎年お中元はいろいろなものが届くので楽しみにしているのですが、そもそもお中元ってどういうものなのかあまりご存じでない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回はお中元の本当のいみや時期、マナーについてまとめましたのでご紹介したいと思います。

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お中元の意味・由来とは

image002-30-300x199 お中元の意味や由来とは〜贈る時期のマナーはいつからいつまでか〜

お中元の意味は簡単に言えばお世話になった方へ贈る贈り物のことです。
よくCMで「お世話になった方にはお中元を」などと宣伝していますが、こういうことだったんですね。
由来は中国の道教の行事である「三元(さんげん)」の「上元(じょうげん・旧暦115日ころ)・中元(ちゅうげん・旧暦715日ころ)・下元(かげん・旧暦1015日ころ)」のうちの一つからきています。
「中元」は旧暦の7月15日に行われ、もともとは罪を犯した者を許す神様にお祈りをしていました。それからご先祖様への供養も加えて行うようになったのです。

同じようにご先祖様の供養をする日本の行事に「お盆」がありますね。
時期も同じ旧暦7月15日ころであったことから、江戸時代ころからこの「中元」と「お盆」の風習を一緒にするようになります。
最初はお中元の時期に親族などがお盆に訪ねてくださったお礼として贈り物をすることから、現在のお世話になった方への贈り物をする風習に変わっていきました。日本ではお盆がお中元の風習を行うきっかけだったんですね。

お中元の意味についてご紹介しましたが、お中元は「お世話になった方」であれば誰でもいいのか?と思う方もいらっしゃると思います。
一般的には両親や親族、会社の上司や取引先といわれていますね。
しかし、学校の先生や政治家の方、公務員をされている方は贈ってはいけない決まりになっているようです。

 

お中元の時期はいつからいつまで?

image002-30-300x199 お中元の意味や由来とは〜贈る時期のマナーはいつからいつまでか〜

お中元はそもそも時期である旧暦7月15日に贈るとされていました。
現在では一般的に関東地方では71日~715日までに贈り関西地方では81日~815日に贈るようです。

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またお盆との関係で7月13日~7月16日という考え方もあるようです。地域によって違いはあるかと思います。
私の地元では遅くても7月中、お盆の前にはお中元は贈っていますね。またお盆の前に早めに7月中に贈ってしまったほうが失礼ではないでしょう。
ということで通例では、お中元は71日~715日までに贈る」というふうになっています。
デパートや通販サイトなどでは「早期割引」もあり6月下旬から受付をしていますよ。
早いところでは5月下旬から受付をしているところもありますよね。
毎年ありますし、そういうところに頼んでみるのもちゃんとした時期に送ってくれるのでいいですよね。

しかし「その715日を過ぎてしまった!」ということもありますよね。
そんなときはのしに「お中元」ではなく「暑中見舞い」または「残暑見舞い」(立秋まで)と書き贈るといいでしょう。
ここでお中元の時期についての動画がありましたので、そちらも参考にしていただければと思います。

お中元に関する記事はこちらにも書いてますので、あわせてご覧ください。

 

お中元ののし紙のマナーについて〜名前や連名の書き方はフルネームか〜

お中元のお礼状はがきの書き方〜ビジネスや個人向けの例文について〜

 

お中元は大切な方への贈り物

いかがでしたか?
お中元はお世話になった方に贈るもの、お中元にはお盆が関係していたことやお中元の時期は7月1日~7月15日に贈るといいことが分かりましたね。
自分であれこれ用意するよりはデパートや通販サイトを利用するのも一つの手です。
「早期割引」もありますしね。
お中元の意味や贈る時期についてご紹介しましたが、忘れてはいけないのはお中元も必ず贈らなくてはいけないという決まりはありません。
お世話になった方の日頃の感謝の気持ちやお盆もあるのでご先祖様への供養の気持ちが大切ですよ。

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